またろうの勉強を進めさせようとすると、これがいつもいつもたいへんで…
五分ごとに監視でもしていないと、エンストしたり、横道に逸れたり。要するに「そのとき、またろうは」の漫画のとおりになるわけである。
(注: これは今年の二月、こじろうの受験は終わりまたろうの受験は終わっていないときにまたろうが描いたもの)
しかしいつでも五分ごと監視という進め方をしていては、本人の自律的勉強はちっとも始まらない。むしろ、親の目がなければ「今はせっかくだから遊んでいよう」という発想の手助けをしているようなものだ。ここから脱却しないと、明日はない。母の「優雅なシンプルライフ」もない(-_-;;
さりとて、ただお任せにしていたら、今日もあしたもあさっても、せいぜい公文をしたかしないかくらいで過ぎていき、一週間たってもそういえば宿題もまだだし小テストの勉強も手付かず。。となるのは目に見えている。
先日、「物理がやばい」という話になったときだって、「そうだ、やらなきゃ」という気持ちもそれはそれで真実のものではあったのだろうけど、実際にやったことは、「物理の本をベッドに持ち込んだら眠くなってきてうとうと」というもので、母が踏み込んでいって起こすといったんは本を開き、母の足音が遠ざかるとふとんの中からラノベが出てきて…というぐあい。
それで何も進まず夜になって、結局今日何もできてないじゃないというと「いやちゃんと読んでいたよ」とかいう。読んでいたのは一瞬(まさにまばたきの時間くらい)で、それは勉強とはいわない。第一、物理の問題集なんかただ眺めていたって何の足しにもなりゃしません。
「いやちゃんと読んでいたよ」と言うときのまたろうは、半分は取り繕う気持ちがあるだろうけど、半分はほんとに自分で「多少はやった」というのを信じてしまっているふしがある。この乖離をどうしたらいいだろうか。
そこでよしぞう登場。やはりまたろう族のことはまたろう族に聞くに限る。ここはまず根本的な方針として、やるもの・やりかた・やる時間帯は「本人に任せる」ということを据えて、監視するのではなく報告させるようにする。「作業日報」を書かせて成果が何なのかを親子で共有する。
大前提として、「作業日報」に書く「成果」は目に見えるものでなくてはいけない。公文であれば当然書き終わったプリント。物理は読むだけではなく必ず例題を解くところまで一日のうちに辿り着き、ノートに書く。ノートには日付を入れて、日が変われば必ずページを変える。英語の小テスト勉強も、「見て練習した」というのはダメで、必ずルーズリーフに書くとかして残る形で練習する。ルーズリーフにも日付を入れる。
「作業日報」といっても、ノートなどにすると「作業日報はどこ??」問題が必ず発生する(我が家では)。探す時間ももったいないし、見当たらないから書かなかったとか、別のメモ用紙に書いたとかいう事態が重なると、システム全体が崩壊する。
そこで、作業日報はExcelで書くことにして、毎日メールで父と母に提出する。提出は夜九時から九時半の間として、そのあとやるつもりのことがあっても、それは次の日に提出する作業日報に入れることにして、とりあえず〆。
ここまで話し合って、初日の作業日報は
12月9日 公文数学 L16~L20
…公文だけね(-_-;; まぁ、作業日報ルールの練習ということでよしとしよう。
その後はほんの短時間のものとはいえ、プラス一項目ついて二日間:
12月10日 公文数学 L21~L25
12月10日 オーラル宿題 レッスン8プリント
12月11日 工学基礎演習 ニューステップP56
12月11日 公文数学 L26~L30
そして土曜日なので、おいしい昼食を食べながらなごやかなムードの中、およその週スケジュール(それぞれの曜日でしなければならないこと)を書き出させた。
けっこう、レギュラーメンバー(毎日やることと、毎週やること)だけでもたくさんあり、その他に宿題が入る。そして、物理や化学のフォローもしていくとなると、着々とこなしていかないと話が合わないということが自分でもわかる。
その後、なんだかんだで結局「~はやったの??」などと不本意にも巻きを入れているので、自主・自律とはいいにくい面もあるが、まぁ常時監視モードからは脱却し、これまでよりは課題も進み、昨日までのところこんな感じ:
12月12日 オーラル宿題 PC
12月12日 物理テスト直し 物理ノート
12月12日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月12日 公文数学 L31~L35
12月13日 公文数学 L36~L40
12月13日 科学テスト直し プリント
12月13日 幾何テスト直し プリント
12月13日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月14日 公文数学 L41~L45
12月15日 公文数学 L46~L50
12月15日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月15日 物理 ルーズリーフに練習
12月15日 ディベート PC
「科学」じゃなくて「化学」だろとか、14日の作業日報後にやった項目が漏れているとか、つっこみどころはあるが、ともかくわかるように書けているし、なによりこれまでに比べれば破格の進捗がすばらしく、「やったやらない問題」に陥らないところがさらにすばらしい。
いつまで続けられるか?? わからないけどいちおう「三日坊主」ラインを越えたのでご報告~(^-^)
五分ごとに監視でもしていないと、エンストしたり、横道に逸れたり。要するに「そのとき、またろうは」の漫画のとおりになるわけである。
(注: これは今年の二月、こじろうの受験は終わりまたろうの受験は終わっていないときにまたろうが描いたもの)
しかしいつでも五分ごと監視という進め方をしていては、本人の自律的勉強はちっとも始まらない。むしろ、親の目がなければ「今はせっかくだから遊んでいよう」という発想の手助けをしているようなものだ。ここから脱却しないと、明日はない。母の「優雅なシンプルライフ」もない(-_-;;
さりとて、ただお任せにしていたら、今日もあしたもあさっても、せいぜい公文をしたかしないかくらいで過ぎていき、一週間たってもそういえば宿題もまだだし小テストの勉強も手付かず。。となるのは目に見えている。
先日、「物理がやばい」という話になったときだって、「そうだ、やらなきゃ」という気持ちもそれはそれで真実のものではあったのだろうけど、実際にやったことは、「物理の本をベッドに持ち込んだら眠くなってきてうとうと」というもので、母が踏み込んでいって起こすといったんは本を開き、母の足音が遠ざかるとふとんの中からラノベが出てきて…というぐあい。
それで何も進まず夜になって、結局今日何もできてないじゃないというと「いやちゃんと読んでいたよ」とかいう。読んでいたのは一瞬(まさにまばたきの時間くらい)で、それは勉強とはいわない。第一、物理の問題集なんかただ眺めていたって何の足しにもなりゃしません。
「いやちゃんと読んでいたよ」と言うときのまたろうは、半分は取り繕う気持ちがあるだろうけど、半分はほんとに自分で「多少はやった」というのを信じてしまっているふしがある。この乖離をどうしたらいいだろうか。
そこでよしぞう登場。やはりまたろう族のことはまたろう族に聞くに限る。ここはまず根本的な方針として、やるもの・やりかた・やる時間帯は「本人に任せる」ということを据えて、監視するのではなく報告させるようにする。「作業日報」を書かせて成果が何なのかを親子で共有する。
大前提として、「作業日報」に書く「成果」は目に見えるものでなくてはいけない。公文であれば当然書き終わったプリント。物理は読むだけではなく必ず例題を解くところまで一日のうちに辿り着き、ノートに書く。ノートには日付を入れて、日が変われば必ずページを変える。英語の小テスト勉強も、「見て練習した」というのはダメで、必ずルーズリーフに書くとかして残る形で練習する。ルーズリーフにも日付を入れる。
「作業日報」といっても、ノートなどにすると「作業日報はどこ??」問題が必ず発生する(我が家では)。探す時間ももったいないし、見当たらないから書かなかったとか、別のメモ用紙に書いたとかいう事態が重なると、システム全体が崩壊する。
そこで、作業日報はExcelで書くことにして、毎日メールで父と母に提出する。提出は夜九時から九時半の間として、そのあとやるつもりのことがあっても、それは次の日に提出する作業日報に入れることにして、とりあえず〆。
ここまで話し合って、初日の作業日報は
12月9日 公文数学 L16~L20
…公文だけね(-_-;; まぁ、作業日報ルールの練習ということでよしとしよう。
その後はほんの短時間のものとはいえ、プラス一項目ついて二日間:
12月10日 公文数学 L21~L25
12月10日 オーラル宿題 レッスン8プリント
12月11日 工学基礎演習 ニューステップP56
12月11日 公文数学 L26~L30
そして土曜日なので、おいしい昼食を食べながらなごやかなムードの中、およその週スケジュール(それぞれの曜日でしなければならないこと)を書き出させた。
けっこう、レギュラーメンバー(毎日やることと、毎週やること)だけでもたくさんあり、その他に宿題が入る。そして、物理や化学のフォローもしていくとなると、着々とこなしていかないと話が合わないということが自分でもわかる。
その後、なんだかんだで結局「~はやったの??」などと不本意にも巻きを入れているので、自主・自律とはいいにくい面もあるが、まぁ常時監視モードからは脱却し、これまでよりは課題も進み、昨日までのところこんな感じ:
12月12日 オーラル宿題 PC
12月12日 物理テスト直し 物理ノート
12月12日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月12日 公文数学 L31~L35
12月13日 公文数学 L36~L40
12月13日 科学テスト直し プリント
12月13日 幾何テスト直し プリント
12月13日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月14日 公文数学 L41~L45
12月15日 公文数学 L46~L50
12月15日 オーラル宿題 ルーズリーフに練習
12月15日 物理 ルーズリーフに練習
12月15日 ディベート PC
「科学」じゃなくて「化学」だろとか、14日の作業日報後にやった項目が漏れているとか、つっこみどころはあるが、ともかくわかるように書けているし、なによりこれまでに比べれば破格の進捗がすばらしく、「やったやらない問題」に陥らないところがさらにすばらしい。
いつまで続けられるか?? わからないけどいちおう「三日坊主」ラインを越えたのでご報告~(^-^)