アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

自作バイオリンでチャルダッシュは弾けるのか!?

2009年12月25日 | バイオリン
昨日は年内最後のバイオリンレッスン。

そりゃー持って行きますよね~先生にウケそうだもん。自作バイオリン。で、大きな紙袋に自作バイオリンを放り込み、わくわくと家を出たが、気がついたら楽譜とかの入ったいつものかばんの方がない(笑) 慌てて家に電話してまたろうに下まで持ってきてもらい、ぎりぎり間に合った。ふー。

部屋に入っていくと、紙袋からはみ出して見えるネック部分に、「えっ、これ何ですか??」と食い付く先生。「日曜日に、バイオリン作ったんですよ~」と状況説明しながら、A線だけ合わせる。「あ、調弦できるんですね。触りた~い」と先生。よしよし。

そこで、六角レンチごとお渡しして「お好きにどうぞ」といってみる。私のほうはいつものバイオリンの準備をしながら、バイオリン製作のコンセプト(「子ども一人に一つのバイオリンを」)などについて補足。

先生は、調弦したあと早速音を出してみて、「おー、よく鳴りますねー」。そうでしょ、けっこう鳴りますよね、っつーか、すんごいよく鳴ってますな(o_o;; 弾く人がいいとやっぱ違いますね。ビブラートもかけてもらってバイオリンも気持ちよさそう。

さてレッスンの方はと…前回、発表会で弾く曲を決めたので、「カントリーロード」がメイン。その前に教本のほうは、ト長調の分散和音からですね。ちゃんと練習してきましたよ~

まず、スラーなしで。それから、2つずつ、4つずつと、スラーありで。危なっかしいところもあったが、マルをもらった。そしてページをめくると…えっ、めくるんですか先生。心の準備が。。

今日は「カントリーロード」で手一杯だとふんで、「五月のうた」は前回のレッスンから一度も練習してなかったよ。手作りバイオリンと戯れるのと「カントリーロード」の練習するので全部ふさがってたからなぁ…。

でも、この「五月のうた」って、ト長調分散和音の練習とよく似てませんか。案外いけるかもよ。と思って、先生には一言も、練習してこなかったとはいわず弾き始めた。案の定、「ソソーシレーソレー…」あたりは、前回よりむしろスムーズ。しかし、4の指と開放弦の切り替えのあたりは、頭に入ってなくて慌てたが、もう一回弾いてマルもらった。

マルもらってから先生に、練習してこなかったことを自爆して、「復習しておきますから」と言っておいた(^^;;

「カントリーロード」は、弓の上げ下げについては前回ざっとやったのだが、今回は弓を離すかどうか、弓のどのへんまで使うかなど細かいところを説明してもらった。説明してもらったからといってすぐにはできないけど、年末年始に練習する分くらいちょうど課題ができてよかった…ということにしておこう。

さて、レッスンが済んで、片付けながら、手作りバイオリンを弾いてみて案外弾きやすいと思ったこと、何が違うかというと、弦と指板の距離が違う(手作りバイオリンは弦が低い)ということを話した。「ふつうのバイオリンのほうも、駒を削って低くすると弾きやすいということはないでしょうか」

すると先生は、まず、手作りバイオリンが初心者に弾きやすいように細かい工夫がされていることにも感心しつつ、「駒を削って調整するのはあるんですよ」と説明してくれた。

えっ、じゃあ、削ってもらっちゃって、4の指もすいすい押さえられるようにしたいなぁ。それってズルですか?? 弦が低いことで何かデメリットはあるんですか??

「別にズルってことはないです。微調整ですし…そういうふうにする人います。やってみてもいいですよ」と先生。おおっ、これは行けそうだ。「弦が低いと、戻る力が小さいでしょう。だから、すごく速い曲とかはかえって弾きにくくなるかもしれません。音がぱきぱき歯切れよくいかないでもごもごしちゃうというか…例えばチャルダッシュとか弾きにくいかも」

「…あーでも、チャルダッシュ弾いてみようかな」と、手作りバイオリンを再度手に取る先生。いきなり後半の速いとこ。

- 手作りバイオリンでチャルダッシュ -

「弾けますねー意外と(^-^)」
ってか、めちゃくちゃいけてますけど、先生~フラジオレットまできれいに。
録音機持って来るんだったと激しく後悔orz
コメント (6)
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