アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンレッスン(11): 発表会の曲目決定!!

2009年12月11日 | バイオリン
レッスン室に入って弓に松脂を塗りながら、先生にコントラバス発表会の話をする。土曜日にはコントラバスレッスンについていって、日曜日が本番だったんですけどね。それで…

今週ほとんど練習できてないんですよ」というと、先生は
「あ、そういう話でしたか」と笑い、「でもまぁ、今日のメインは曲選びですし」とレッスン開始(^^;;

今回、教本は「ト長調の2オクターブ音階」から。「デタシェ」「マルトレ(f:フォルテ)」「マルトレ(p:ピアノ)」とやっていく。練習があまりできなかったとはいっても、とにかく毎日蓋を開けてだいたい音階までは辿り着いていたので、ここは無難にクリア。

問題は、同じくト長調のアルペジオ。アルペジオまで練習が到達したことはあんまりなく、加えてもともとなかなかの難物なので、いきなりスラーなんて無理無理。先生もそこはわかってらして、まずはスラーなしで…それからスラー…

二本の線にまたがって押さえる左手の形は悩み中なのでどうにも決まらない。でもアドバイスをもらいながら改善を重ねて、「ソシレソレシソ」(一オクターブずつ)分解してあるやつはクリア。「ソシレソシレソソレシソレシソ」は、現在のところの最高音、E線の4の指のところがどうにもスムーズに行かず、次回へ持ち越し。

教本はそこまでにして、早速曲選び。私が「速くなく、遅くなくということで『カントリーロード』を候補に持ってきました」というと先生、「えーっ?? 私も『カントリーロード』がいいかなと思って持ってきたんですよ」と、なんと二人ともイチオシが『カントリーロード』だったということに。

それで、私たち、通じ合ってるぅ~!? とかわけわかんない盛り上がりをしながら二つの楽譜を比べてみる。

私が持参した楽譜は、アニメ「耳をすませば」のピアノ・ソロ・アルバムに一曲だけバイオリン・バージョンが載っているというもの。アニメでは、天沢くんがバイオリンで伴奏し、ボーカルが旋律を担当するが、この楽譜ではふつうにピアノ伴奏+バイオリンで旋律、になっている。ただし後奏部分は、アニメでやったかっこいいバイオリンの雰囲気を入れた節が入っていて、逆立ちしても弾けない。「ここは丸ごとカットか、節を大幅変更するしかないんですが」

一方、先生が持参した楽譜は、ちゃんと初心者向けバイオリン曲集として出されているものの一曲で、そんなゴージャスな(^^;; 弾けもしないフレーズはなくて、まとまりのよい編曲。

じゃあこれでいってみましょう、と早速弾いてみることに。私の楽譜と、編曲は違うけど調は同じなのでなんとなく指は頭に入っている。ただ、自分で弾いてみたときは弓使いがデタラメなので、弓が足りなくなったりでもうめちゃくちゃなことになっていたのだが。

先生がてきぱきと、弓の上げ下げを書き込んでいく。それに合わせて恐る恐る弾いてみると、おお弾きやすい。こちらの楽譜には、私の楽譜と違って、適度にスラーが着いていて、バイオリンにとって弾きやすくなるような配慮があるところもなかなかよい。

先生はこの曲をどう弾くのが弾きやすいか既に調べ済みらしく、ものすごい勢いで決めていく。「ここは休符で弓を戻して、またアップで弾きます。つまり元弓でアップね。そうするとこの長い音でダウンになって…」すごい細かい。4の指を使うか開放弦を使うかについてもさっと書き込んでいって「ここはどちらでもいいですけどここは絶対4、ここが0で…」

そしてその通りどんどん辿って弾いていくと…うわー、音はきたないけどとにかくするっと弾けちゃいましたよ。先生すごい。

そうか、つまりバイオリン初心者にとってはこの「弓計画」が高いハードルなんだけど、ここを代わりにやってもらえばぐっと難易度が下がるわけですね。

うーん、なんとかなりそうな気がしてきましたよ。発表会は二月中旬です。

(バイオリンレッスン(10)のエントリーがありませんが、これに当たる記事は別館のほうにあります)


今日の弁当:
昨晩どっかりとれんこんきんぴらを作ったので、ひたすらそれを詰めて、さてあとどうしようと考え込む。あるものをどんどん埋めていくと…何?? ほとんど昨日とおんなじじゃないのって?? あらそんなことないですよ。肉団子が、今日のは豆腐入り肉団子だし、ふりかけも違う(梅入り)でしょ(^^)

コメント (2)
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