アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろう学科決定!! しかし迫り来る黒マジの恐怖

2009年12月30日 | 高専生活
またろう機械科決定おめでとう!!(^o^)

またろうの通う高専では、二年に進学するときに「電気」「電子」「機械」「情報」「物質」の五学科に分かれる。基本的には本人の希望で振り分けられるのだが、定員オーバーしたときには成績順で切られてしまう。

またろうは元々、「ロボコン命」で高専を選び、「旋盤のない高校にはいかない」とまで言っていたくらいで当然「機械」を志望している。ここで成績のせいで希望学科をのがしたらシャレにならないので、後期中間はふんばってほしいところ。

もっとも、先日の保護者会で得た情報によれば、機械の志望者数はほとんどオーバーしていなくて、成績の面からは特に心配ないようだった。しかしまぁ、何が起こるかわからないので(またろうだから)、機械科決定と聞いたときはほっとした。

ところが。またろうが先生から聞いたところによると、機械科に行く中での成績が、**番くらいとのこと。あれっ?? その、「**番」という成績自体がそんなに問題なのではないけど、それは母が個人面談で聞いた順位から大きくずり落ちている。

母が聞いたのは暫定の順位(前期成績のみによる)なので、要するに後期中間に大きな問題があったということだ。頭の中で、成績ポイントの概算が駆け巡る…これは、
Dがついたとしか思えない(o_o)

定期テストはもちろん全部返却されている。点数からいうと、危険水域(テストだけで成績をつけたらDになるもの)はまず筆頭が物理、次いで現代国語、Basic Grammar あたり。テストのほかに、提出物など平常点が混ざるから、その科目に必ずしもDがつくわけではないし、逆にいえば他が絶対無事ともいえない (またろうが気がついてない大物があったという可能性が捨てきれないから)。

というわけで、成績が来るまで気が気じゃなかった。成績表は、冬休みにとっぷり浸かったころになってようやく、親宛に郵送されてくるのだ。

そして届いた封書を開けて、凍りついた。

Dが二つ!! しかも「ものづくり基礎工学」(5単位)と「工学基礎演習」(2単位)とでかい。このD確定したら即留年。

この二つはいずれも、レポートを期限までに提出してさえいれば単位がもらえるもの。つまり、提出遅れが多数あったか、未提出があったかということになる。何があった~

またろうに詳しく聞こうとするが、本人も非常にやばいことなので口が重く、そこを追及しようとすると逆ギレするので手に負えない。実際、本人もあまり詳しくは状況を把握していないようなので、これは年明けに先生に相談してみるしかなさそう。とにかく、Dに至ったその内訳と、今後の留意点について正しく把握しないと。

心配していた物理は、あの点数からミラクルのBがついた。その他の成績も思ったよりよかった。英語もまたろうにしてはがんばっていて、小テストでもきちんと点数を積んだ模様。そう、やはり敵はテストではなく提出物だったのだ…

母の頭の中を、どうしようもなくある歌が流れていく。

(「帰って来たウルトラマン」の節でどうぞー)
君にも取れる 体講のドラ
他クラス聴講 クラスにひとり
留年回避の使命を帯びて
黒マジックにあとわずか
とどろく不可点握りしめ
帰って来たぞ 帰って来たぞ 三回目~

(注: 体講とは体育講義の略。簡単にAが取れる楽勝科目だったが、それでもすごくさぼればキミだってD(ドラと呼ばれていた)が取れるよという意)

大学のとき、よしぞうが作った替え歌だ。黒マジックというのは、いったん進学学科が内定して名前が掲示されていながら、学年末に単位が揃わず留年になり、一覧表から黒マジックで名前が消されることを言う。

思い起こせば、父よしぞうはその黒マジックのリアルな恐怖と戦い (Dをたくさん持っていたので) そして奇跡の勝利を遂げ、無事留年回避の使命を果たしたのである。またろう、キミもここからDを跳ね除けて、無傷の機械科進学を成し遂げたまえ!!
(母だいぶ壊れてます。ぅぅぅ…)
コメント (14)
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