「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

             主婦に休日を!

2009-01-23 07:19:37 | Weblog
老妻が腰痛でダウンしてしまった。歩くのには支障がないのだが、起居のさい激痛
が走るのだそうだ。一昨日、娘の車で整形クリニックへ行き診断の結果、骨には異
常がないことは判った。老人性の腰椎症の一種らしい。コルセットと「けい皮吸収型
鎮痛消炎剤」と内服薬を貰って帰宅した。〆て4500円の出費である。

老妻のダウンで、僕の生活のリズムが狂ってきた。童謡「茶目子の一日」風にいうと、
”夜が明けて夜床に就くまで”、今まで老妻にオンブしていた仕事が、すべて僕にの
しかかってきた。なれない仕事の連続。朝、ゴミ出しをしたまではよかったが、ネットを
かけなかったため、烏の襲撃を受け、道路上はゴミで散乱。風呂はボタンの押し間違
いで危うくからタキ。

生活情報誌「東京リビング」が"主婦休みをつくろう”という特集をしていた。同誌のアン
ケート調査によると、91・5%の主婦が、誰にも気兼ねなく休みが欲しいという回答があ
ったそうだ。

この数日の主婦代行で、僕はあごを出してしまった。大変な仕事だ。改めて老妻に感謝
した。そして遠い話と思っていた「介護」がそんなに遠くないの実感した。人間、やはり老
いには勝てない。元気だといって過信は禁物だ。老老介護にならないよう、お互いにいた
わりが必要だ。