「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        定額給与金支給のタイミング

2009-01-29 07:41:10 | Weblog
10年前の1999年の1月29日は小渕内閣が地域振興券の支給を始めた日だ。
15歳以下の子供がいる家庭とお年寄りに支給されたが、当時僕は”お年より”
ではなかったので貰えなかったが、娘夫婦は、支給金で一泊のスキー旅行へ
いそいそと出かけた、のを覚えている。

総額2兆円の定額給与金の方は、やっと陽の目をみたが、3月の年度内支給
は無理のようだ。僕は1月5日のブログで、国会での審議で与野党の論争が
手こずれば、給与金などいらない、と強がりをいったが、やはり頂けるものなら
欲しいのが本音だ。

景気の悪さをひしひしと感ずるようになった。配達される新聞の折込広告の枚数
はめっきり減ってきた。一昨日、夜の渋谷へ出かけたが、若者の数が減る一方
で、逆に若者を飲食店に誘う”呼び込み”が多い事。それも風俗店ではなく一般
の店だ。テレビでお馴染のあの大信号を通るタクシーは空車ばかりだ。

民主党によれば、国民の7割が給付金に反対だそうだが、本音と建前ではないの
だろうかー。年度末は子供がいる家庭では、なにかと物入りである。僕ら老夫婦も
支給されたら温泉旅行にでもと思っていた。何事もタイミングということがある。
国会審議で、くだらない麻生総理への”漢字テスト”までして審議を延ばした民主党
の責任は大きい。小沢代表は、まさか給与金を受けとらないと思うが。タイミングに
よって国民の受け取り方も違う。