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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

      「日本年金機構」 名前は変わったが!

2010-04-12 06:23:16 | Weblog
一昨日「日本年金機構」から”厚生年金加入記録お知らせです”とA4の立派な封筒
に入った書類が届いた。もう20年近く年金を頂戴しており、何事かと内容を検討する
と過去に何度か貰ったことのある「加入記録」を再度タイプアウトしたもの。それに添え
て「もれ」や「誤り」があったら、知らせてくれと書類と封筒が入っていた。

「もれ」や「誤り」についても二年前の三月、当時の社会保険庁から送られてきた「ねん
きん特別便」に対して、僕は自分の「もれ」や「誤り」を指摘し返事を送っている。にもか
かわらず今に至るまで”なしのつぶて”である。僕と同じようなケースが多いらしく今回
の書類にも<お願い>として”「もれ」や「誤り」の調査のご依頼をお寄せくださった方々
がいらっしゃいますが、まことに申訳ありません。目下調査中です”とある。

敬語の使い方も知らぬ慇懃無礼な書類だ。なんのためにこんな書類を改めて送るのか
意味が僕には理解できない。「日本年金機構」という新しい組織が出来たから改めて過
去の社保庁の過ちを”おさらい”しようというのであろうか。”宙に浮いた”年金は7000万
といわれたが、これをいちいち調査していたら、それこそ百年河清を待つである。

乱暴な言い方を許してもらえるなら、もう過去の年金の些細な「もれ」や「誤り」については、
どこかで”線引き”すべきである。今、国民が一番不安に思っているのは将来、自分の年
金がどうなるかである。「日本年金機構」は、早急に年金制度の改革に着手すべきである。