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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          舛添新党も”全共闘”世代

2010-04-23 07:26:26 | Weblog
自民党の舛添要一前厚労相(61)が新党を結成する。今一つ新党の理念が参加する
メンバーからは理解できない。ただ言えるのは矢野哲郎前参院国会委員長(63)や
改革クラブから参加の山内俊彦参院議員(63)などいわゆる”全共闘世代”が多いこと
だ。

小ブログは昨年9月、鳩山内閣発足時,全閣僚のうち鳩山総理を筆頭に菅副総理など
9人までが”全共闘世代”であることを指摘し、故瀬島龍三・伊藤忠会長(元関東軍参謀)
の”日本の危機は全共闘世代が政治の中枢についた時だ”という言葉を紹介した。”全
共闘世代”とは1965年ー72年、つまりベトナム戦争と安保闘争の時代に大学生活を
送った世代で、うち15%が大学紛争に参加している。

ネット情報によると、瀬島さんと同じような危惧は、2007年3月号の文藝春秋発行の雑
誌「諸君」にも「”全共闘世代”が日本を滅ぼす」という特集にもあった。読んだわけではない
が、その理由はこの世代には徒党を組み、異質を排除し、無責任で被害者意識が強く、リ
ーダーシップに欠けている者が多いからだという。まさに迷走を続けている鳩山内閣を指し
ているように、僕には思われる。

民主党内閣との対決を旗印にしている舛添新党はどうなのか。政策は自民党とさして変わ
りがないように思われる。今の日本の政治の危機は鳩山内閣の迷走阻止だと思うが、それ
なら自民党内にとどまって団結、これに当たるべきだと思うのだが。