「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ブログ仲間「頑固親爺」から北海道産野生蕗の宅急便

2019-05-25 19:38:59 | 2012・1・1

5月の大型連休から6月15日の北海道神宮祭頃にかけては、北海道で最高のシーズンだ。1970年から80年にかけて僕は転勤で札幌に滞在したが、いつもこの季節になると冬眠から覚めたようにゴルフへ出かけた。下手な腕前でOBばかり出していたが、がけ下の藪の中へ球を拾いに行って”内地”(本州)にはない、大型な蕗をtori,家に土産にするのが楽しみだった。

数年前、ブログで知り合った札幌在住のブロガー、「天声薪語」「頑固親爺」さんにこの話をしたところ、季節が来ると宅急便で送ってくれる。昨日も早速届き、老妻が慣れた手つきで茹でて食べた。美味である。テレビで天気番組を聞いたら、まだ5月だというのに、札幌の気温は31℃を越える猛暑日だが、暑さが逆に美味を倍加させてくれた。


政治の季節 プアサ(断食)の中のジャカルタ暴動

2019-05-25 05:45:03 | 政治

先に行われた大統領選挙の結果に不満をつ野党分子が21日深夜から大統領官邸などもあるジャカルタ中心街でデモを行い、一部が暴徒化して治安部隊と衝突した。デモは政治好きのインドネシア人にとっては政治の季節にはつきもの。僕も新聞社勤務の現役時代何回も経験しており、中でも1974年1月の田中角栄総理訪問時のデモは反日、規模の大きさからいってまだ記憶に新しい。

インドネシアは人口2億4千万人を抱える世界第四位の大国であり。わが国からのODA(開発援助資金)累積最大の国で、歴史的にも関係が深い。現在も1800社の日本企業が投資し、2万人もの日本人が常駐、日本人使館校もある。しかも、大使館の建物もデモ予定地に入っている。もしものことがあれば、一大事だったが、事前の大使館からの危険通告が徹底し、日本人はデモに一切、巻き込まれずに済んだ。

デモの背景の一つとしてイスラム強硬派ISの流れを組むFPI(イスラム擁護戦線)があるのではと聞きかじった。インドネシアは信徒数からいえば、最大のイスラムの国家である。デモが本当にFPIの組織の下で行われたとすれば大変なことだが、僕は現地の邦字紙,ジャカルタ新聞にに掲載されていた日没のプアサ(断食)明けの弁当を美味しそうに食べる治安部隊の兵士の顔写真を見て不安は消えた。この国は穏健な回教徒の多い国でなのだ。