「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

外交オンチ おかしな野党のトランプ招待批判

2019-05-29 05:20:41 | 2012・1・1

国賓として招いたトランプ米大統領の政府の処遇について、外交オンチなのだろうか訳のわからない批判をしてる。立憲民主党の辻元清美国対委員長は、外国の新聞を受けいれして”観光旅行、安倍(総理)はツ゚アーガイド”だと批判。枝野幸男代表は”大統領を国技館の二階ではなくて、1階の升席で観覧させたのは天皇に対して失礼”と訳のわからない発言をしている。

トランプ大統領の来日を機会に調べてみたら、旧民主党の鳩山、菅、野田政権時代(2009年-12年)、米国から大統領(オバマ)は招請していないし、逆に日本からも、野田政権末期に一回、訪米しただけだ。小ブログ「日米同盟深化 野田総理の一人旅」(12年4月30日)は、野田総理が夫人も閣僚も同伴せず、渡米したのでは首脳同士の友好と信頼の深まりにはならないと指摘、一方議題も、両国間の安全保障ではなく、GPS(全地球測位システム)だと皮肉って書いている。

3年3か月の民主党政権には外交はなかった。辺野古移転についての”最低でも県外”お迷走発言から始まって、東日本震災後の処理をめぐる不手際などもあって、外交問題どころではなかった。当時、UAE(アラブ首長国連邦)のパーテイに出席した時のことを思い出す。自民党は野党であったが、福田、安倍両首相が列席挨拶したが、与党の民主党の閣僚の出席はなかった。

野党指導者の訳のわからない発言を聞いて、改めて悪夢の時代の再来は困ると思った。外交とは何なのか。勉強会を開いてABCの基礎から学んで貰わないと政権は怖くて渡すわけにはいかない。.