「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

今なぜこの時期”go to キャンぺーン”なのか  政府による人災

2020-07-15 06:22:22 | 2012・1・1

昨日14日も東京首都圏では新規コロナ.ウィルス感謝数が東京で143人、埼玉県42人、神奈川県26人、千葉県25人合計236人と全国合計331人の7割方を占めた。これは緊急事態宣言発令中より多い。一部には新しい第2波の襲来と心配されているが、政府は宣言再発の次期ではないと楽観的だ。この23日から「海の日」「スポーツの日」などの連休に入るが、これに先立ち、地方の観光を推進しようと「go to キャンペーン」を突如実施するという。パック旅行など割安旅行をキャンぺーんしようというものだ。

安っぽい英語キャンぺーんから4月―5月の黄金週間前の小池百合子都知事の「東京アラート」時に発した「staey home」を想い出した。その効果があったのであろう。緊急事態は期限を待たずに解除された。しかし解除後最近の東京を中心にした新規患者の発生傾向は僕には今一つ解らない。国の説明は新規患者は20歳―30歳代に多く、それも新宿など”夜の街””の特定の業種が多いという。

「go toキャンペーン」は多分そいう認識の下で実施されるのだろうが、緊急事態宣言は3月21日前後の花見時の連休時、国民の自粛が怠われた結果だという説もある。政府の専門家「文科会」は当然過去のデーターを分析した上で「go to キャンペーン」に踏み切ったのであろうが、青森県むつ市の宮下市長からは”国の愚策で人災である”という声も出ている。赤羽国交大臣の党利党略、人気取り策ではないだろうか。