東京の目黒区の区報(7月25日号)が届いた。コロナ.ウィルス感染拡大の中で、区の情報や対策が何なのかを期待していたがほとんど載っていない。題して「未来へつなぐ平和」特集とあり、区内に住む広島原爆被災二世の父親が残した「戦争の記憶」インタービュの紹介である。貴重な記録だが、区の広報誌が6ページも割いて伝えるべきものなのかどうかだ。
目黒区は昭和60年(1985年)5月「世界平和都市宣言」を行ている。「平和」運動が盛んな時で、各地に「平和」を冠した会議やホールが林立し始めた。当時の区報を想い出すと、「平和」とか「人権}といった言葉が多い。
75年目の広島、長崎原爆投下記念日がやってきて敗戦の日を迎える。敗戦の日の8月15日正午目黒区内の自宅前防空壕の中で亡母と共に敗戦の”玉音放送”がを聞いたことが昨日のようだ。今は一日も早くコロナ騒ぎが終息するよう願うばかりだ。