「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

小池都知事 コロナ拡大”驚くな”と言われても

2020-07-19 09:56:43 | 2012・1・1

コロナ.ウィルスの新規感染数は昨日東京首都圏1都3県で480人を記録、大阪でも86人、全国だと663人と緊急事態宣言解除後の記録だ。これに対して「感染拡大警報」を出している小池百合子都知事は昨日の記者会見で”毎日何百人と感染者数が出て驚かされるかもしれないが軽症者や無症の方で5日間程度で退院している”と語った。自治体の長が急増にうろたえられては困るが、少し楽観すぎるのではないだろうか。

都民の大方は毎日夕刻になると発表される新規感染者に一喜一憂し、翌日の新聞で自分の住んでいる区や市町村の感染者数を確認している毎日でではないだろうか。国も東京も不思議なのは最近の感染者数の急増の原因はPCGなどによる検査者の増加だという。最初のうちは新宿、池袋など夜の街”の特定事業の従業員を対称に実施していたらしいが、最近はそうでもないらしい。小池知事にお願いしたいのはPCRによる陽性者数は別途発表して貰いたい。それならそれほどの驚きはしない。

国の拡大対応策はどうか、西村康稔経済再生担当相が8月1日をめどに実施する予定であった大型イベントの上限入場者数を再検討するという。”Go To キャンペン”と同じ構図である。小池知事がいみじくも記者会見で述べていたが、”こういったイベント行事は地域によって実情が違う。各地の自治体に任せるべきである” その通りである。国としてやるべきガイドラインがあると思う。