「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「後期高齢者医療」「介護」保険の3割自己負担は老人には負担

2020-07-25 10:30:40 | アリ

住んでいる区(東京)の広報誌によると”介護保険の利用者負担額を軽減しますとあった。先日、区の担当課から8月から2割から3割に増額になると理由もなしに通知があったばかりだ。昔から役所仕事という言葉があるが、依然として相からずよくわからない。介護保険だけでなく、後期高齢者医療保険料の自己負担も3割に引き上げられる。これも理由説明がないが、僕の住民税の支払いが一定の額に達すると、毎年、その住民税の額によってその額が1割の年もあるし3割の年もあるが、年金がおもな収入源者には問題だ。

70歳から74歳まっでの前期高齢者は昨年から2割に引き上げられ、2割と3割の二本立てとなったが、後期高齢者は2割がなく、一挙に3割である。加齢と共に通院、入院の機会が多くなってくる超高齢者にとって1割と3割とでは大変な経済的な負担である。おり悪くも先週のCT検査で肝臓などMRIで再検査しなければならなくなった。8月になると3割負担になるので、お願いして来週、7月中に検査をお願いすることにした。

7月から週に2回、通園介護のリハビリ.サービスを始めたが、自己負担が2割から3割になると、介護予算全体を考えなくてはならない。健康で長生きするのも難しい時代になってきた。


コタコタ.インドネシア(24)チラチャップ  ”閑散とした地”も

2020-07-25 06:15:52 | 2012・1・1

戦前虎狩りの殿様として知られた徳川義親侯が91年前の昭和4年(1919年)、太平洋学術会議でこの中部ジャワの町を訪れている。沼拓地の生物調査が目的の会議だったが、侯は著書「じゃがたら紀行」の中で″一向に発展せず閑散の地”と悪評しているが、当時でも日本人が経営する店(toko Jepang)が3軒あった。30年ほど前、僕が訪れた時は戦後この地に残留した旧日本兵が独り寂しく暮らしていた。

昭和17年1月、当時蘭印(今のインドネシアの地)にいた日本人700人は、わが国から宣戦布告もないのに一方的に逮捕され、各地からチラチャップに連行 和蘭の貨物船「クレメール」号に詰めこまれ、オーストラリアの砂漠地帯の収容所ヘ送られている。

今は人口160万人、わが国からのインフラ整備技術援助もあって、徳川候が"散の地”と評したチラチャップも急速な発展を続けている。