ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

寒い日のティータイム、スターンの弾くサンサーンスをどうぞ♪

2011年02月12日 | 芸術
Stern - Saint-Saens - Introduction & Rondo Capriccioso


スターンが弾くサンサーンスはロマンティックというよりも、明るく楽しい魅力があるように思います。

このごろ寒さに凍えそうな日々、お部屋で暖かい紅茶でも召しあがりながら、この名演奏に耳を傾けましょう。

心が暖まります。音楽のカイロ?です。サンサーンス作曲の「序奏とロンド・カプリッチオーゾ」です。

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Maria Callas - "Gloria all'Egitto" マリア・カラスの歌うヴェルディ「アイーダ」凱旋の場

2011年02月12日 | オペラ
Maria Callas - "Gloria all'Egitto"


エジプトのムバラク大統領が辞任。

ふとこの古い録音を聴きたくなりました。

古代エジプト、強大なファラオの国、エジプトは宿敵エチオピアに勝利をおさめました。
捕虜となったエチオピア人の奴隷たちがひきだされます。

勝ち誇るエジプト、そして臥薪嘗胆を誓うエチオピア、またエジプトの将軍ラダメスとエチオピア人奴隷のアイーダ(実はエチオピア王女)との純愛・・・豪華絢爛たる凱旋パレードのかげの人間模様・・・ヴェルディは見事に描きました。

100キロの堂々たる体重のマリア・カラスの3点変ホ音をお聴き下さい。

フルオーケストラ、大合唱をつきぬけて響き渡るこの若きカラスの「偉大な声」

でも、名声を得てからのカラスはダイエットに励み、美しいスタイルを誇りましたが声もやせ細りました。

1951年のメキシコ公演、共演はこれも新人テノールだったマリオ・デル・モナコで、ヴェルディが楽譜に書いていない3点変ホ音をカラスが歌ったことで、大ゲンカになったそうで・・・しかし、聴衆は大喜びです。

ケンカの結果は、カラスがデル・モナコの向こう脛を蹴って、デル・モナコがうずくまり・・・という結果でカラスの勝ち!(という話です)

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小沢が無知をさらして2,26事件などと!・・・「漂泊の旅人」様のエッセイをご覧下さい。

2011年02月12日 | 芸術

外は寒いし、日本の政治はもっと寒い・・・

☆次のエッセイをご覧下さい。
「漂泊の旅人」様の文です。(イザ・ブログより)




「二・二六事件は政治の責任」
2011/02/12 07:42


マニフェスト修正を批判=「二・二六事件は政治の責任」-小沢氏

 民主党の小沢一郎元代表が塾長を務める「小沢一郎政治塾」の開講式が11日午後、都内で開かれた。小沢氏はあいさつで、菅直人首相の政権運営に関し「われわれは、国民の生活を守るんだという名の下に政権を委ねられたことをもう一度、自分の胸に問いたださないといけない」と述べ、首相が掲げる衆院選マニフェスト(政権公約)見直しを批判した。
 小沢氏は、旧陸軍の青年将校が反乱を起こした二・二六事件に触れ「事件を忘れてはならない。それが(起きたのは)国民の生活をきちんと守り切れなかった政治家と政治の責任だ」と指摘。「生活苦、貧困が、そのような悲劇をもたらした。だから私は『国民の生活が第一』だというスローガンを掲げた」と強調した。
 強制起訴をめぐり、党執行部が自身の処分を検討していることなどについての言及はなかった。 




現在の状況を2・26事件の当時と重ね合わせるのか?

特に、小沢氏の地盤、岩手県の困窮は筆舌に語り難いものであったのは事実だ。

しかし、現在生活困窮所が40%も存在しないし、娘を身売りする親など存在しない。

しかも、生活費の補てんとして補償されているわけでも無い子ども手当は、少子対策どころか、生活

費の補てんにさえされず、ただ地方自治体が回収できない給食費や修学旅行費の集金窓口として、

もしくは家族の遊興費に使われる始末では、2・26事件で国を憂い、悲壮な決意で立ち上がった青年将校に

この上ない侮辱であろう。



即ち、小沢の論理は破綻し、マニフェスト修正は批判に当たらない。

しかし、だからと言って子ども手当が正しい政策と言えば、そうではない。

なぜなら、民主党の成り立ち自体が打算の産物であり間違いだからである。

つまり、子ども手当は国民の品位を貶める愚策でしかならないのだ。



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バスティアニーニとKen様

2011年02月12日 | オペラ
ETTORE BASTIANINI - Donizetti - LA FAVORITA - "Vien Leonora - Dei nemici tuoi lo sdegno"


この曲はドニゼッティのオペラ「ファヴォリータ」から<来たれ、レオノーラ>です。バスティアニーニとKen様の声には共通点を感じます。
それは、輝かしいベルカントとスタイリッシュで音楽の様式が典雅であり、気品が感じられることです。

この歌を6年ぶりに歌われるにあたって、バスティアニーニがこの曲を得意にしていたことなど書いていらっしゃいます。




このアリアには思い出がある。

県立音楽堂でこのアリアを歌った。24歳のときだ。カーテンコールの後、あるご婦人が楽屋を訪ねてきてこう言った、この音楽堂で、バスティアニーニという偉大なバリトン歌手が人生最後のリサイタルを開いた、その歌手はあなたの歌ったアリアを得意としていた、、、と。

それ以来、何か感じ入るものがありこのアリアには手をつけてない、、、6年たったいま、このアリアにもう一度、向かうことになった。

「王冠も心も汝の足元にささげよう」

私も聴衆にすべてをなげうとう。


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祝・Ken様、国際コンクール本選通過、ついにファイナリストに!!

2011年02月12日 | お知らせ

Ken様からうれしいご報告があります♪

 『先日受けたコンクールが本選へと進みました(Leopord Bellan Concours)。5月に本選です。わたし以外には3-4人歌います。わたしはモーツァルト、ヴェルディ、ベルリオーズのオペラからのアリアを歌います。また結果など報告します。』
    


Ken様(声楽家 渡辺健一氏)が、フランスの国際コンクールの本選に見事通過されました!
「ファイナリスト」となられたのです。

本格的ベルカントのバリトン歌手、日本が誇る新星です。
皆様、どうぞエールをお送り下さい。

5月の本選のために、コンディションなど最高に整えて、その素晴らしい朗々とした声を響かせ、優勝の栄冠を日本にもたらされることを心より祈ります。

うれしいニュースでした。

「Ken様の一声は日本の名誉がかかっています。バスティアニーニ再来です!」・・・ベッラ・カンタービレ


☆ 渡辺健一氏の演奏歴ご紹介

東京国際連盟コンクール最優秀賞、クレドール国際コンクール銀メダル、ほか、日本およびフランス国内での受賞多数。

イタリアおよびフランス・オペラを得意とし、ルアーヴル劇場オペラプロジェクト「チェネレントラ(ロッシーニ)」オーディションではダンディー二役に合格。ほかにもパリ近郊の劇場で、モーツァルトやプッチーニのオペラで準主役を演じた。

またドビュッシーのオペラ「アッシャー家の崩壊」の主役に抜擢され、ピアニスト青柳いづみこ女史とともにパリ・シテデザール劇場で開催。
その模様は雑誌紙上において「渡辺氏のロデリックは感情をあらわにし、終演後にはブラボーがとびかい、ドラマティックだった、感動的だという賛辞が寄せられた」と絶賛されている。

2009年には、サント・クロワ大聖堂ではオペラ・アリアのみのリサイタルを行った。

宗教曲もコンスタントに歌っており、ヴェルディ、モーツァルト、ハーバード・ハウエルズのレクイエムでソロを勤めた。
またコンセルヴァトワールで、JSバッハのクリスマス・オラトリオのバスソロに抜擢された。


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