8月25日(日曜日)に青山繁晴氏の講演に参加、午後1時半から6時過ぎまで、休憩はたった一回、それも「揃ったら始める」と休憩時間の設定もないほど、お話がたくさんあった。
1、「拉致・特定失踪者」の問題
縦割りが厳しくて、なかなか内容のことがわからない、教えてほしいと高官が電話してきたので、場所を決めて会った。
「これ、逆じゃないでしょうか」と青山さんあきれるが、高官二人は真剣そのものだったので心打たれる。
「僕は一民間人ですから、それでよかったら」ということで、少しお話をした。
安倍総理は「この内閣で解決する」というのは本気だと思う。
妥協はない。しかし「松本京子さんを待つお母様が亡くなられた、どうしても解決しないといけない」と語気を強める。
北朝鮮はあきらかに動いていて、水面下で動きがある。新たに12人の日本人を用意していて、特定失踪者以外の人たちを準備している。
その中には自らすすんで北朝鮮に行った人もいる・・・「この世の楽園」ときいて渡った人たちである。
日本政府もすっかり騙された。
高官は「何人が帰国したら突破口になるのでしょうか」
青山「それは全く違います。」
高官「政党政権だからですか?」
青山「すでに亡くなっているか、北朝鮮には入国していないと嘘をついてきた。この嘘はひるがえせない。
北朝鮮に援助をすると、あの体制を護ることになり、被害者の方々は帰国できない。
北朝鮮は日本の総理がコロコロ変わるので誰と話をしていいのか、わからなかった。
最近、北朝鮮は安倍さんにやさしい。やっと話ができると思っている。
12人のうち、ひとりは政府認定の拉致被害者でなければならない。
北朝鮮は相当追い込まれていて、今まで北を裏から支えてきたのは中国だった。
中国から直接、北へパイプラインをいれていたが、中国がそれをやめたら北はおしまい。
今の中国は北を擁護する気力がない。
薄熙来の裁判でも、その背後にいるのは毛沢東の勢力、
また、習近平はアメリカの工作活動を防げない。
北朝鮮からアメリカへ情報が入ってきている。アメリカは北を操作しているから中国に対して究極の外交ができる。
北の外交もたいしたものといえる。
アメリカだけでは不安な北朝鮮は、日本とロシアに近づきたい。
しかし、ロシアは北に「条件」を山のように出す。
日本政府は内部で一丸とならないと乗り切れない。
今までのように「だれそれとは口をきかない」の状態ではダメだ。
今まで何もしなかった。役人もそれがいいと思っていた。
古屋拉致担当大臣は「味方」を増やさないといけない。
拉致問題や特定失踪者問題に、国民の声は高まってきている。
安倍さんの健康も心配で、それをきかれるのを嫌がっている。
新しい味方は「文科省」だ。安倍さんの盟友、下村大臣。
いじめられたら倍返ししろ。北朝鮮に対して「倍返し」すべきだ。
荒木さんにはそうメールした。今後返さないなら10倍返しをしてやる、という気持ちで。
鴻池さんは懸命に話をきいてくれる。
経産省はダメだが、それでも味方は4人いる。
2、中国系大統領の出現のおそれ。
今までハーバード大学は「アカ」系だったが、今は「中国」系であふれかえっている。
白人の大統領と言えば、ヒラリー・クリントンといわれるが、ヒラリーはチャイナマネーを持っている。
また同性愛者の大統領の出る可能性も。
白人大統領が出るときは、女性、また同性愛者・・・。2024年、あと11年後か。
日本が「独立」していないと、アジアの未来も危ない。
自衛隊の機密もアメリカにバレバレになる。
そういうことにならないためにも、TPPもアメリカにごまかされない、また財務省のいいよう「増税」にしてはならない。
「空想で書くしかない毎日新聞」
中韓を相手にしてはならない。一日もはやく撤退が必要。
また向うの国の学校現場は「反日」などという生易しいものではない。1人で行っては危ない。
3、「保守」について
「私」を脱する・・・これが生き方。昭和天皇・今上陛下、上に立つ人は「私」を脱する。
4、アメリカが韓国を信用しない理由。
アメリカは軍事機密を韓国には絶対に教えない。
「朝鮮戦争を戦ったのに、朝鮮人は逃げた」
5、原発汚染水について
安倍さんの動きが鈍い。アキレス腱になるだろう。
6、情報について
世の中には嘘が上手な人もいる。また、情報は同じものであっても、見方によりかわる。
1+1が2、という情報はない。
「何が見えるか」とは、その人の「こころざし」しかない。
「これが正しい」と信じるよりいつも「問題提起」して下さい。
日本の新聞は「慰安婦」についてはほとんどがダメ。
「汚染水」については「出ている」とは言っている。「出ていない」とは言っていない。
嘘は言っていないが、本当の意味つけにおいて問題、意味がかわる。
ネットでいいことは、その上で何を信じるか、である。
7、「力だけが正義」の現実・・・原始社会と現代は同じだ。絶対に安全という保証はない。
ここで「保守」の話・・・人のために死ぬということ。キリストの磔について、自分の死で他の人たちの罪を贖った。
再び「私を脱する」これが「人の上にたつ」こと。
もっとお話はあったのですが・・・全部書くことができず、申し訳ありません。お話が速かったりして、正確に書けていないところも
あると思いますが、限界です。それはどうぞお許しください。
オフレコのお話はサラッとこのyoutubeで触れているようですが、すべてではありません。
西田昌司先生のお話は次にします。疲れてしまって・・・。
あとで見たのですが、こんなニュースが・・・
早ければ29日にも=米のシリア攻撃―NBC
時事通信 8月28日(水)0時21分配信
【ワシントン時事】米NBCテレビは27日、米政府高官の話として、化学兵器を使用したと米政府がみているシリアのアサド政権に対するミサイル攻撃が「早ければ29日」に開始される可能性があると報じた。
期間は3日間が想定され、限定された規模の攻撃になると伝えた。このため、シリア政権側の軍事力をそぐというよりは、アサド大統領に警告するのが主眼になるという。
オバマ米大統領やケリー国務長官はここ数日、各国の首脳、外相と相次いで電話協議し、軍事攻撃への調整も含めて取り得る選択肢について話し合ったとみられる。