その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ヨーク旅行 (その2 クリスマスマーケット、リーズ)

2009-12-01 08:00:04 | 旅行 海外
 衝動的に決めた旅行だったので、旅行前から実は意外なハプニングが。出発の3日ほど前に列車の予約を入れた後に、宿の予約を取ろうとしたら、どこも一杯。「いくら人気のある観光地とは言っても、シングルルーム一つも取れないなんてことがあるのか?」と信じられない気持で、とあるB&Bに電話したところ「この日は、ヨークのクリスマスマーケットの日で、一番混む日。ヨークに来るなら他の日にしたほうが良いよ」とのこと。そうは言っても列車は予約したし、年内はもう空いている日がないからということで強行した旅行でした。宿は、結局、隣町のリーズで予約(列車で30分弱)。

 というわけで、ヨーク・ミンスターの後は、せっかくですので、そのクリスマスマーケットに出かけました。たしかに、街中すごい人であふれかえっています。まるでここは週末のコベントガーデンかと思うほど、人だらけ。有名なシャンブルズ通りも人だかりで、前に進むのがやっと。通りはとても素敵で、他にもそぞろ歩きが楽しそうな通りがたくさんあるのですが、とてもお店を覗くような余裕はありませんでした。


 広場では露店が所狭しと並んで、クリスマスのオーナメントやプレゼントにするような小物が売っています。ジャズバンドがディキシー調でクリスマスソングを演奏するなど、楽しい雰囲気が満載です。私は一人で買物という性質ではないので、暖かい赤ワインや発酵させたリンゴ酒などを露店で買っては、少しぶらつきました。




 ただ、30分も居ると、正直、その人ごみにどっと疲れが・・・。街を抜け出して、街の周りを少し散策しました。ちょっと、良かったのはヨークシャー博物館の横にあった廃墟となった教会跡。夕暮れ時と重なり、想像力を掻き立てられます。




 結局、4時過ぎには列車に乗って、ホテルのあるリーズに向かいました。リーズは北イングランドでも有数の商業地で、おしゃれなショッピングセンターがいくつもあります。

 駅前にはきれいなクリスマスツリーが。


 駅近くのホテルにチェックインし、ショッピングセンターを散策。確かに、今まで見たイギリスの街の中では一番、近代的というか古さや歴史を感じさせない街並みです。白人が多く、生活の匂いがするイギリスの普通の街といった感じ。そして、やはりここはイギリス。5時を回っていたので、ショッピングセンターの中のお店もほとんどが既に閉店。


 「イギリスで一番美しいショッピングセンターといわれる」(「地球の歩き方 イギリス」)ビクトリア・クオーター内もお店は閉店済み。



 ちょっと残念でした。


 
コメント
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