その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

プラハ 街並み

2009-12-22 09:59:53 | 旅行 海外
※週末に出かけたプラハのご報告です(その1)。

 初日、空港からシャトルバスで市街地に到着。早速、歩き始める。今回は1泊2日旅行だからリュックひとつの身軽な旅行である。とにかく寒い。持参した「地球の歩き方」を見ながら、街歩きを始めると、余りの寒さに本のページがパサパサと凍っていく。

 プラハは建築物博物館とも称されている様で、中世からの様々の時代の建物が残されているらしい。バスの停留場近くにあった市民会館。中には有名なクラシックのコンサート会場スメタナホールがある。チケットオフィスを覗くと、スメタナホールでのコンサートのほかにも、プラハ市内で行われているコンサートの紹介がしてあった。今回の主眼はオペラ劇場なので、残念ながらホール内に入るチャンスは無い。


 旧市街の入り口にある火薬塔を過ぎると、ここからがいわゆる旧市街。欧州らしい石畳の道と歴史を感じる建物が並ぶ。


 クリスマスマーケットで賑わう旧市街広場を後にして、さらに進むと道が狭くなるが、抜けるとあの有名なカレル橋へ到着。橋の欄干に、聖人たちの彫像が並んでいる。橋は歩行者専用にしては幅が広く、大道芸人が操り人形の芸をしたりしている。とにかく寒いので、芸人さんたちも何かお気の毒。心なしか、人形の動きもやや鈍いような。。。小雪の舞う薄曇の天気の中、川向こうの高台には、プラハ城とその大聖堂が高くそびえているのが見える。絵になる風景だ。




 高台を登って城に到着。高台からの街の眺めはすばらしい。雪の白がさらに街を美しく見せている。入り口から敷地内に入って、大聖堂内を見学。中に入ったら多少は暖かいかと期待したが、何の暖房設備も無い教会で、中は中で冷蔵庫のように寒かった。教会はこれまた大きな、凄いもの。中のステンドグラスが美しい。この間見たヨークの大聖堂のステンドガラスよりも、色が濃く、描かれた絵の芸風も大きく異なり、興味を引いた。ただ、寒いので、一箇所にずっと止まって、ゆっくり鑑賞するという雰囲気ではないのが残念。






 教会の周りを散策。本当はこの城内の敷地に、旧王宮、美術館などがあるのだが、今日は何故か閉館が早いらしく、ろくに時間が無かったので、やむなく断念。別の角度からの街の風景を見下ろして、景色を楽しんだ。「百塔の街」と言われるだけあって、いくつもの塔が目に入る。


 ホテルに入る前に、せっかくだからチェコ名物のビールでも引っ掛けようと思い、有名な酒場に足を踏み入れる。16:00前というのに地元の人であふれかえっており、凄い活気。ただ、席に着くには相当待つ必要がありそうで、これも断念し、ホテルへチェックイン。少し昼寝を取って、夜のオペラに備えた。

コメント
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