その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ゴルフについてのつぶやき

2010-11-21 20:36:29 | ロンドン日記 (日常)
 今日は業界のゴルフコンペ参加しました。自分にとっては今年最後のラウンドです。今年は、少しゴルフを真面目に取り組もうと決意した(こちら→)結果、今日で10回目という人生最多の年間ラウンド回数。スコアの方は相変わらずあまり進歩はないものの、今日は、一個もボールがなくならなかったし、あまり大崩れしなくなったのは前進です。

 以前にも書いたのですが、日本ではゴルフにはバブリーな雰囲気があるし、いかにもおじさんスポーツのイメージがあって、私は敬遠していました。しかし、ゴルフ発祥の地イギリスでは、ゴルフにそういうバブリーな雰囲気がなく素朴そのものだし、イギリスの自然をふんだんに楽しめます(おじさんスポーツというカテゴリーはイギリスも同じかも・・・)。そして、技術もさることながら、作戦やメンタル面が大事なのも、スポーツとして面白いです。

 また、スポーツとして楽しむことのほかに、ネットワーキングの機会としてゴルフはとても貴重な機会を提供してくれます。この点も、日本がゴルフのイメージを悪くしていると思うのですが、ゴルフには接待ゴルフのイメージがついて回ります。しかし、業界やパートナー企業の方、そしてお客様とゴルフの機会があると、1回のパーティや食事よりもずっと幅広い話ができますし、親密な関係を築くことができます(まあ、逆に相手から見切られている可能性もありますが・・・)。

 以前は、「休日を犠牲にしてまでゴルフかよ」とか、「そんな、うわべの付き合いで親しくなった気になってもねえ~」と思っていたのですが、この1年間の10回のゴルフで、「休日を犠牲にし、うわべのおつきあい」で得た知見は、なかなか他の機会では得られないものでした。というわけで、スポーツ、エンターテイメントとしても楽しいし、仕事にも役立つというのが、ロンドンでのゴルフの魅力です。 なので、職場の日本人若い社員にも、「せっかくだから、やってみれば?」と言って(嫌がられて?)ます。

 3年前にはこんなことを自分が書くとは考えもしませんでしたが、これは単に私がおじさんへの仲間入りを名実ともに果たしただけなのか?それとも自分の「思考の壁」をのり越えたのか?どっちだかは良くわかりません。

※今日の素朴なゴルフ場風景


 2010年11月21日
コメント
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