今朝、7時半過ぎの自分のアパート。 まさに出社しようと最後の準備していた時、「トントン」とドアをノックする音が。大体こんな朝っぱらから私に用があるのは、住み込みの管理人さんぐらいだから(たまに「今日は工事が入るから車の鍵を預けてくれ」とか言いに来る)、今日はいったいなんだろうと思ってドアを開けたら、1、2度、廊下で挨拶したことがあるお隣の部屋に住む英人のおねえさんだった。
どうしたことかと思ったら・・・
「今週の土曜日の夜、9時頃から友達を呼んでPartyをするの。物を運び入れたり、話し声で少しうるさいかもしれないけど、11時を過ぎたら、外に出るので、夜中まではかからないから大丈夫よ」
とのこと。
(なんだ、そんなことわざわざ言いに来てくれたのか。丁寧な人だなあ〜)と感心し、
「大丈夫ですよ。土曜日の夜は私も外出しているから。でも、連絡ありがとうございます」
と、丁重にお礼をいった。でも、なぜかおねえさんは部屋に戻る気配も無く、引き続き別の話を始める。
「どうも、ここ最近、いや実は、私たちが入居してからずーッとなんだけど、夜にどこからか、多分壁からだと思うけど、大きな話し声が漏れてくれるの。このフラット(アパート)は壁が薄いのかしら。あと、バスルームで水をずーっと流す音も夜に良く聞こえてくるし・・・・・」という出だしからはじまって、淡々とだが、延々と(出社寸前なので余計長く感じる)自分の部屋の環境の説明をしてくれる。(もう出たいんだけどなあ・・・)というのと(この人いったい何をいいたいのだろうかと)の両方で、頭の中が「?」だらけになっていたところで、最後、"I would appreiaiate it if you could...."と言い出したので、(なんだ、俺のことをうるさいと言っているのか)とやっと理解。
でも、なぜ一人暮らしの私が、うるさいといわれるのかなあと、正直合点がいかなかったが、確かに、日本にいる家族とスカイプで話をする時は、電話で話す時みたいに受話器に向かって静かに話をしているわけではなく、部屋のいろんな所からところ構わずPCに向かって叫んでいるから、それが意外とお隣さんにも響いているのかしれない。それにしたって、そんな頻度や長い時間でもないのに・・・、と思ったが、こんな朝っぱらから、おねいさん相手に言い争ってもお互い不愉快になるので、
「一人暮らしなので、そんなに物音をたてているつもりは無いのだけど、もしかしたら、私の電話の話し声が大きすぎるのかもしれませんね。以後、気をつけます。でも、それでも気になるようだったら、また言ってください。」と大人の対応をした。
おねえさんは、「ごめんなさいね〜」と言って、(言いたいことはいったぜ〜)という表情をして、やっと部屋に戻っていった。
しかし、久しぶりにイギリス風の言い回しに遭遇。社内では、私が慣れたのか、廻りのイギリス人が私に慣れて簡単な英語を話しているのか、どっちか良く分からないけど、赴任当初、面食らった2重否定を多用する文章や、文がなかなか切れずに、何行も文章が続くイギリス風英語に対して、最近は感度が低くなっていたのだが、今朝のおねいさんの英語は、完璧イギリス風英語だった。最初に、自分の部屋の騒音の予告から入ってくるなど、凄い伏線だ。
まあ、いずれにしても、お隣さんが気になるようなことを私がしでかしているなら注意せねばならないと思いつつ、このイギリス流クレームの芸の細かさにただただ感心するばかり・・・・
2010.11.25
どうしたことかと思ったら・・・
「今週の土曜日の夜、9時頃から友達を呼んでPartyをするの。物を運び入れたり、話し声で少しうるさいかもしれないけど、11時を過ぎたら、外に出るので、夜中まではかからないから大丈夫よ」
とのこと。
(なんだ、そんなことわざわざ言いに来てくれたのか。丁寧な人だなあ〜)と感心し、
「大丈夫ですよ。土曜日の夜は私も外出しているから。でも、連絡ありがとうございます」
と、丁重にお礼をいった。でも、なぜかおねえさんは部屋に戻る気配も無く、引き続き別の話を始める。
「どうも、ここ最近、いや実は、私たちが入居してからずーッとなんだけど、夜にどこからか、多分壁からだと思うけど、大きな話し声が漏れてくれるの。このフラット(アパート)は壁が薄いのかしら。あと、バスルームで水をずーっと流す音も夜に良く聞こえてくるし・・・・・」という出だしからはじまって、淡々とだが、延々と(出社寸前なので余計長く感じる)自分の部屋の環境の説明をしてくれる。(もう出たいんだけどなあ・・・)というのと(この人いったい何をいいたいのだろうかと)の両方で、頭の中が「?」だらけになっていたところで、最後、"I would appreiaiate it if you could...."と言い出したので、(なんだ、俺のことをうるさいと言っているのか)とやっと理解。
でも、なぜ一人暮らしの私が、うるさいといわれるのかなあと、正直合点がいかなかったが、確かに、日本にいる家族とスカイプで話をする時は、電話で話す時みたいに受話器に向かって静かに話をしているわけではなく、部屋のいろんな所からところ構わずPCに向かって叫んでいるから、それが意外とお隣さんにも響いているのかしれない。それにしたって、そんな頻度や長い時間でもないのに・・・、と思ったが、こんな朝っぱらから、おねいさん相手に言い争ってもお互い不愉快になるので、
「一人暮らしなので、そんなに物音をたてているつもりは無いのだけど、もしかしたら、私の電話の話し声が大きすぎるのかもしれませんね。以後、気をつけます。でも、それでも気になるようだったら、また言ってください。」と大人の対応をした。
おねえさんは、「ごめんなさいね〜」と言って、(言いたいことはいったぜ〜)という表情をして、やっと部屋に戻っていった。
しかし、久しぶりにイギリス風の言い回しに遭遇。社内では、私が慣れたのか、廻りのイギリス人が私に慣れて簡単な英語を話しているのか、どっちか良く分からないけど、赴任当初、面食らった2重否定を多用する文章や、文がなかなか切れずに、何行も文章が続くイギリス風英語に対して、最近は感度が低くなっていたのだが、今朝のおねいさんの英語は、完璧イギリス風英語だった。最初に、自分の部屋の騒音の予告から入ってくるなど、凄い伏線だ。
まあ、いずれにしても、お隣さんが気になるようなことを私がしでかしているなら注意せねばならないと思いつつ、このイギリス流クレームの芸の細かさにただただ感心するばかり・・・・
2010.11.25