最近、街行く人の胸元に赤いPoppy(ケシの花)をつけている人が目立ちます。日本では10月1日頃に赤い羽根をつけている人が多いのと似た感じですが、意味合いは随分違うようです。
英国では、11月11日はPoppy day(またはREMEMBRANCE DAY)と言って、第一次世界大戦以降の戦死者を追悼する記念日になっています。1919年11月11日にフランスで第一世界大戦の休戦協定が結ばれたことに拠るようです。
お店や駅街頭など、いたるところで赤いポピーのバッチを売っており、募金活動が行われており、多くの人がそのバッチを着用しています。写真のようにBBCのアナウンサーも皆つけてますし、会社の私のフロアーでは、もと陸軍に居たおじさん(とはいっても私と同年代ですが)がつけています。
こちらで生活していると、未だ、イギリスがアフガニスタン(タリバン)と交戦中であることもあってか、戦争が日々の現実の問題として存在していることを強く感じます。日本では、われわれ戦後世代には、戦争は映画や物語、歴史としては知っていても実感のあるものではありません。社会的にも第2次世界大戦を区切りにしての「意識」の断絶が相当存在すると思います。が、英国では、ロンドンのいろんなところにある戦争記念碑、メディアの戦争記事、旅先での教会でのその町の戦没者名簿などなどから、第1次世界大戦以後の戦争の歴史の連続性をより強く感じます(同世代の英国人がどう感じているかについてはあまり話したことはありませんが・・・)。
パブで同僚にこんな話を仕向けてもいいものだろうか・・・・
PS ところで、日本の赤い羽根は何でしたっけ?確か緑の羽根は交通遺児募金だった気がしたけど・・・
2010年11月4日
英国では、11月11日はPoppy day(またはREMEMBRANCE DAY)と言って、第一次世界大戦以降の戦死者を追悼する記念日になっています。1919年11月11日にフランスで第一世界大戦の休戦協定が結ばれたことに拠るようです。
お店や駅街頭など、いたるところで赤いポピーのバッチを売っており、募金活動が行われており、多くの人がそのバッチを着用しています。写真のようにBBCのアナウンサーも皆つけてますし、会社の私のフロアーでは、もと陸軍に居たおじさん(とはいっても私と同年代ですが)がつけています。
こちらで生活していると、未だ、イギリスがアフガニスタン(タリバン)と交戦中であることもあってか、戦争が日々の現実の問題として存在していることを強く感じます。日本では、われわれ戦後世代には、戦争は映画や物語、歴史としては知っていても実感のあるものではありません。社会的にも第2次世界大戦を区切りにしての「意識」の断絶が相当存在すると思います。が、英国では、ロンドンのいろんなところにある戦争記念碑、メディアの戦争記事、旅先での教会でのその町の戦没者名簿などなどから、第1次世界大戦以後の戦争の歴史の連続性をより強く感じます(同世代の英国人がどう感じているかについてはあまり話したことはありませんが・・・)。
パブで同僚にこんな話を仕向けてもいいものだろうか・・・・
PS ところで、日本の赤い羽根は何でしたっけ?確か緑の羽根は交通遺児募金だった気がしたけど・・・
2010年11月4日