昨年のロンドン公演で非常に感動したSHUNKIN(昨年の感想はこちら→)が今年もバービカンで再演されるということで、オープニング公演に行ってきました。
昨年同様、晴らしい舞台でした。簡易ながらも見るものの想像力を掻き立てる舞台、緊張感あるナレーション、舞台照明の明暗と陰影、深みのある三味線の音、静と動が目まぐるしく変化する俳優の動き、複雑な佐助とお琴の精神性、これらが美しく舞台の上で統合されていました。昨年に続き、二度目の同舞台の観劇ながら、心底感動しました。この完成度の高さは、演劇王国イギリスの中にあっても決してひけはとらないと思います。
前回は2階席からでしたが、今回は深津絵里さんを間近で見たいがゆえに、前列4列目。深津さんをはじめ各俳優さんの細かい表情までがよく見え、前回よりも数倍の迫力で迫ってきました。そのためか自分自身の舞台への投入感も相当高く、終わった時はかなり疲れました。
初日であったためか、賑やかな雰囲気につつまれた会場は、日本人とおぼしき人が多くいらっしゃいましたが、それでも全体の二割ぐらいでしょうか。監督が有名な英人監督でもあるためか、日本人以外の聴衆が半数以上です。英人がどう受け止めるのか興味のあるところで、終演後の拍手は大きなものでした。
13日までやってますので、是非、お勧めいたします。
Shun-kin
4 November 2010 / 19:45
Barbican Theatre
Directed by Simon McBurney
Based on the writings of Jun’ichiro Tanizaki
Original Music by Honjoh Hidetaro
Co-produced by the Barbican, Complicite and Setagaya Public Theatre, Tokyo.
Shun-kin is supported by The Japan Foundation through the Performing Arts JAPAN programme and the Agency for Cultural Affairs.
昨年同様、晴らしい舞台でした。簡易ながらも見るものの想像力を掻き立てる舞台、緊張感あるナレーション、舞台照明の明暗と陰影、深みのある三味線の音、静と動が目まぐるしく変化する俳優の動き、複雑な佐助とお琴の精神性、これらが美しく舞台の上で統合されていました。昨年に続き、二度目の同舞台の観劇ながら、心底感動しました。この完成度の高さは、演劇王国イギリスの中にあっても決してひけはとらないと思います。
前回は2階席からでしたが、今回は深津絵里さんを間近で見たいがゆえに、前列4列目。深津さんをはじめ各俳優さんの細かい表情までがよく見え、前回よりも数倍の迫力で迫ってきました。そのためか自分自身の舞台への投入感も相当高く、終わった時はかなり疲れました。
初日であったためか、賑やかな雰囲気につつまれた会場は、日本人とおぼしき人が多くいらっしゃいましたが、それでも全体の二割ぐらいでしょうか。監督が有名な英人監督でもあるためか、日本人以外の聴衆が半数以上です。英人がどう受け止めるのか興味のあるところで、終演後の拍手は大きなものでした。
13日までやってますので、是非、お勧めいたします。
Shun-kin
4 November 2010 / 19:45
Barbican Theatre
Directed by Simon McBurney
Based on the writings of Jun’ichiro Tanizaki
Original Music by Honjoh Hidetaro
Co-produced by the Barbican, Complicite and Setagaya Public Theatre, Tokyo.
Shun-kin is supported by The Japan Foundation through the Performing Arts JAPAN programme and the Agency for Cultural Affairs.