その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

東日本大震災 @ロンドン (その6)

2011-03-16 21:04:53 | ロンドン日記 (日常)


 イギリス国内の扱いは、もう地震、津波よりも原子力発電所の事故に関心が移っている感じです。朝のBBC放送でもかなりの時間を割いて、状況報告、影響度を報じていました。

 職場のほうは、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。今日は、影響が出ているお客様の最新状況確認、お客様の問い合わせに対するFAQの修正作業などを行いました。ただ、平常心で仕事せねばと言い聞かせつつも、PCのストリーミング配信やツイッターから刻々と流れてくる、放射線データ、犠牲者の数、被災状況の情報を常時耳にしていると(これは遊んでいるわけではなくて、常に日本の状況を掴む業務の一環です)、なかなかいつも通りというわけには行かないのも事実です。ホント、「まだ水曜日かよ~」と思うほど、今週は長い。本当は、こういう時こそ、面白いジョークでも飛ばして雰囲気を和ませたいのですが、なかなかそこまでのセンスとスキルがありません。

 ロンドンの日系企業社会の中でも、募金の案内や商工会議所が主催する葉加瀬太郎さんのチャリティーコンサートのご案内が来たり、ゴルフの例会の中止連絡が来たりで、何らかの形での支援活動が行われてます。

 応援メッセージも返って、「通信混雑につながるので、控えて」というお願いも、とある知事さんからあったようですが、被災地の皆様、救援活動の皆様、発電所の復旧に当たっている皆様に向かって、一言、「今日も頑張ってください。」と言わせて欲しい。


※数多いツイッターの書き込みで、今日、一番受けたのはこれ。正確な引用ではないですが・・・

「計画停電をめぐって・・・・・・・アメリカでは強盗が発生、フランス人は恋人どうしが愛を語る、中国人はいつものことだから驚かない。そして、日本人は計画停電が計画通りに行われず未実施になったことに激怒!!!」

 こういうセンスが欲しい~。

 
コメント (5)
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