その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ソールズベリー大聖堂

2011-03-28 10:58:25 | 旅行 海外
 ロードレース終了後、せっかくなのでソールズベリー大聖堂へ立ち寄ることにしました。2年前にバスツアーで訪れた際は充分に時間が取れなかったし、見所の一マグナカルタ原本が、保管場所のチャプターハウスが既に閉館していて見ることが出来なかったためです。

 ソールズベリーは、規模的にも大きすぎず小さすぎずで、雰囲気も古さと新しさが上手くミックスした、落ち着いた街です。





 欧州に来て以来、いくつもの教会を見てきましたが、この大聖堂の美しさは格別です。


 聖人達の彫り物もすごく精巧です。


 中ももちろんとっても大きいです。ただ、教会内は比較的質素で、ステンドガラス、絵画、歴史的遺物の品々は、ヨークの大聖堂、カンタベリー大聖堂、セントポール寺院などのほうが、いろいろあるような気がします。
 



 前回は入れなかったチャプターハウスへ。この部屋の美しさは格別です。8角形のテント小屋のような造りなのですが、幾何学的な造形の美しさ、白と黄みがかかった壁、窓から差し込む光、大聖堂とは違う別世界に入り込んだ気になります。そして、その部屋の奥に、4本あるマグナカルタの原本が置いてあります。チャプターハウス内は撮影禁止なので、同ホームページからチャプターハウス内の写真とマグナカルタの写真を拝借。

 

 あと、聖堂に隣接したカフェテリアがなかなか面白い造りになっていて、天井がガラス張りになっているので、大聖堂の美しさを味わいながら、お茶や食事が楽しめます。



 大聖堂をあとにして、大聖堂の周りを散策。ナショナルギャラリーの中で私が好きなジョン・コンスタブルの大聖堂を描いた絵が、どこから描かれていたのかを探りに、歩きました。この絵です↓。


 この絵のポストカードでも持ってくれば良かったのですが、急に思いついた自己企画だったので、記憶を頼りにここかなあ、あそこかなあとウロウロ。









 結局、「ここ!」というところは見つからずじまいでしたが、360度どこから見てもこの大聖堂は本当に美しいということが確認でき、益々好きになりました。

 ※ソールズベリー大聖堂のHPはこちら→
コメント
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