在英3年半になって初めてウェストミンスター寺院を訪れました。規模こそセントポール寺院に及ばないものの(それでも十分大きい)ですが、1066年のウィリアム征服王の戴冠以来、英国国王の戴冠式が行われたり、数多くの歴史上の人物が埋葬されている世界遺産のこの寺院は、英国史の生き証人として、訪れるものを圧倒します。ロンドンの一級の観光スポットであることが納得できます。
この日は閉門時間寸前の15:30直前に飛び込み入場したため、閉館までのわずか1時間の間の駆け足見学になりました。でも、歴代王の墓石も見たし、小説『ダヴィンチコード』の謎解きのカギとなったニュートンの墓石も見れたので満足でした。
一つサプライズの出来事は、夕べの祈り(Evensong)のリハーサルで、ウエストミンスター寺院の合唱団がコーラス席を使ってリハーサルを始めたことです。リハーサルとはいえ、教会に響き渡るオルガンや天使の声は、ロンドンの喧騒とは全く別世界のものでした。
観光客の見学は1630で終了だったんですが、そのまま居残り、ミサに合わせて入場してきた参拝者と一緒に17:00からのミサに参加しました。この夕べの祈りは、プログラムの多くが合唱団による讃美歌合唱で構成されており、牧師さんのお説教は短いものがあるだけです。なので、ミサといっても殆ど合唱コンサートのようで、もう素晴らしい歌声を聴いていると、体から毒気が抜けていくような感覚になります。合唱が終わるごとに拍手したくなるのですが、ミサですのでそれは許されず逆に欲求不満がたまります。異教徒の私が興味本位でミサに参加するのも申し訳ない気がしたのですが、これは一度体験する価値があります。
16ポンドの入場料が高いなあ~と入館時に思ったのですが、十二分に元をとった気がして、私の貧乏根性も満足です。Evensongの参加だけなら無料のようなのでEvensongだけ行くという選択肢もありかとも居ます。ウエストミンスター寺院のHPでスケジュールを確認されて出かけるのがよいと思います。
※ウェストミンスター寺院のHPはこちら→
2012年6月9日訪問
この日は閉門時間寸前の15:30直前に飛び込み入場したため、閉館までのわずか1時間の間の駆け足見学になりました。でも、歴代王の墓石も見たし、小説『ダヴィンチコード』の謎解きのカギとなったニュートンの墓石も見れたので満足でした。
一つサプライズの出来事は、夕べの祈り(Evensong)のリハーサルで、ウエストミンスター寺院の合唱団がコーラス席を使ってリハーサルを始めたことです。リハーサルとはいえ、教会に響き渡るオルガンや天使の声は、ロンドンの喧騒とは全く別世界のものでした。
観光客の見学は1630で終了だったんですが、そのまま居残り、ミサに合わせて入場してきた参拝者と一緒に17:00からのミサに参加しました。この夕べの祈りは、プログラムの多くが合唱団による讃美歌合唱で構成されており、牧師さんのお説教は短いものがあるだけです。なので、ミサといっても殆ど合唱コンサートのようで、もう素晴らしい歌声を聴いていると、体から毒気が抜けていくような感覚になります。合唱が終わるごとに拍手したくなるのですが、ミサですのでそれは許されず逆に欲求不満がたまります。異教徒の私が興味本位でミサに参加するのも申し訳ない気がしたのですが、これは一度体験する価値があります。
16ポンドの入場料が高いなあ~と入館時に思ったのですが、十二分に元をとった気がして、私の貧乏根性も満足です。Evensongの参加だけなら無料のようなのでEvensongだけ行くという選択肢もありかとも居ます。ウエストミンスター寺院のHPでスケジュールを確認されて出かけるのがよいと思います。
※ウェストミンスター寺院のHPはこちら→
2012年6月9日訪問