中野京子さんの本は「怖い絵」のシリーズが面白かったので、同氏がオペラについて書いた本ということで、手に取ってみました。
チェネレントラ、椿姫、ホフマン物語、ファウスト、カルメンを取り上げ、原作、オペラについて、オペラ初心者との会話形式で解説してくれています。
ただ、本書は対話形式が裏目に出て、「怖い絵」で見せた中野氏らしい語りが感じられず、私には退屈でした。確かに「入門」ではあるのですが、「おとなのための」というのも良く分かりません。簡単には読めるので、これから初めてオペラをみようとしているかたには良いかと思います。
チェネレントラ、椿姫、ホフマン物語、ファウスト、カルメンを取り上げ、原作、オペラについて、オペラ初心者との会話形式で解説してくれています。
ただ、本書は対話形式が裏目に出て、「怖い絵」で見せた中野氏らしい語りが感じられず、私には退屈でした。確かに「入門」ではあるのですが、「おとなのための」というのも良く分かりません。簡単には読めるので、これから初めてオペラをみようとしているかたには良いかと思います。