昨年暮れの週末に、北陸新幹線に乗って金沢へ1泊2日旅行に行ってきました。いや~、ほんとに近くなりましたね。高校生の時の初・金沢は、新幹線で米原まで行き、在来線特急に乗り換えて、半日以上かけて到着。社会人になってからは飛行機で数回出張しましたが、列車好きの私は絶対新幹線派。
《冨山湾を見ながら》
8年ぶりの金沢の印象は、いろんなものが新しく生まれ変わっているのと、新幹線効果だと思いますが、観光客の多さに驚かされました。いくつか、訪問先をご紹介します。
【回転寿司】
朝、東京発8時半過ぎの「かがやき」に乗って、11時10分過ぎに金沢到着。まず、最初に向かったのは金沢の駅ビル食堂街の中にある、回転寿司「もりもり寿司」。11時開店だから余裕で入店かと思いきや、周りのレストランが開店したてでまだお客さんも入っていないのに、ここだけはもう既に長蛇の行列。たまげました。まだ時間も早いので番号札を取って、さっさと駅近くにあるホテルに荷物を降ろしました。結局50分後に、ようやく入店。店の中はとっても落ち着いた雰囲気で食事ができます。お寿司も金沢名物のど黒など地物の新鮮なネタを中心に、とってもおいしく頂きました。幸先よし。
《11時20分の時点でこの行列》
《注文したお皿が新幹線に載って到着》
【金沢駅】
金沢駅前の門のスケールの大きさも驚きです。確か、前回私が出張で訪れた時は建設中でした。デザインといい、この壮大な駅の顔は立派なランドマーク。
【21世紀美術館】
生憎の雨風模様だったので、屋内施設をということで、まだ行ったことのない21世紀美術館を訪れました。観光客が皆、避難してきたのかここもチケット売り場に30メートルほどの列ができていました。「ここでも待ちか・・・」と一瞬怯みましたが、捌きはよくて10分ぐらいで入場。
《市民ギャラリー。加賀友禅から柄の壁画。着物姿で来館の女性がとってもマッチ》
館内も混みあっていましたが(正直、金沢の美術館にこんなに人がいるとは全く想定外でした)、期待以上に楽しめました。現代美術には詳しくありませんが、不思議な作品、考えさせられる作品、美しい作品・・・、様々な体験型の提示であり、普段の美術展とは違った脳が刺激される感じ。結局、2時間ほど滞在しました。
《ブルー・プラネット・スカイ。天井が開口してあり、光の変化を感じることができます。マグリットの絵のよう。》
【ふ】
金沢の繁華街である香林坊エリアの喫茶店で一服し、お土産を探しに近江町市場近くの加賀麩のお店「不室屋」に。このお店に来て、初めて伝統的イメージの金沢に出会えました。
【丸奄(まるえん)】
ホテルに戻って、部屋に入って少し休憩し、夕食に出撃。ここで、金沢を訪れる人へアドバイス。夕食の予約は、金沢行きが決まったら、すぐにやりましょう。訪問時期が悪かったのかもしれませんが、金沢在住の友人のおすすめリストに基づき、3週間前に電話したところ、ことごとく「満席です」の回答。冬の夜の金沢で夕食を求めて路頭に迷うのかとまで思ったほどです。行きたいお店には、早めに電話するのが必須のようです。
友人お勧めリストの7件目でやっと予約がとれたのが、この「丸奄」。ガイドブックに載るような観光客向けのお店でなく、正真正銘の地元の居酒屋。実に落ち着いた雰囲気の良いお店でした。腕のいい親父さんが、家庭料理風の心温まるお料理を出してくれます。これが地元の日本酒とマッチして美味しかった。旅の印象は半分は食事に左右されるというのが、私の経験則ですが、金沢最高です。
《代表的加賀料理の治部煮》
《金沢駅から徒歩3分ほど》
(つづく)
《冨山湾を見ながら》
8年ぶりの金沢の印象は、いろんなものが新しく生まれ変わっているのと、新幹線効果だと思いますが、観光客の多さに驚かされました。いくつか、訪問先をご紹介します。
【回転寿司】
朝、東京発8時半過ぎの「かがやき」に乗って、11時10分過ぎに金沢到着。まず、最初に向かったのは金沢の駅ビル食堂街の中にある、回転寿司「もりもり寿司」。11時開店だから余裕で入店かと思いきや、周りのレストランが開店したてでまだお客さんも入っていないのに、ここだけはもう既に長蛇の行列。たまげました。まだ時間も早いので番号札を取って、さっさと駅近くにあるホテルに荷物を降ろしました。結局50分後に、ようやく入店。店の中はとっても落ち着いた雰囲気で食事ができます。お寿司も金沢名物のど黒など地物の新鮮なネタを中心に、とってもおいしく頂きました。幸先よし。
《11時20分の時点でこの行列》
《注文したお皿が新幹線に載って到着》
【金沢駅】
金沢駅前の門のスケールの大きさも驚きです。確か、前回私が出張で訪れた時は建設中でした。デザインといい、この壮大な駅の顔は立派なランドマーク。
【21世紀美術館】
生憎の雨風模様だったので、屋内施設をということで、まだ行ったことのない21世紀美術館を訪れました。観光客が皆、避難してきたのかここもチケット売り場に30メートルほどの列ができていました。「ここでも待ちか・・・」と一瞬怯みましたが、捌きはよくて10分ぐらいで入場。
《市民ギャラリー。加賀友禅から柄の壁画。着物姿で来館の女性がとってもマッチ》
館内も混みあっていましたが(正直、金沢の美術館にこんなに人がいるとは全く想定外でした)、期待以上に楽しめました。現代美術には詳しくありませんが、不思議な作品、考えさせられる作品、美しい作品・・・、様々な体験型の提示であり、普段の美術展とは違った脳が刺激される感じ。結局、2時間ほど滞在しました。
《ブルー・プラネット・スカイ。天井が開口してあり、光の変化を感じることができます。マグリットの絵のよう。》
【ふ】
金沢の繁華街である香林坊エリアの喫茶店で一服し、お土産を探しに近江町市場近くの加賀麩のお店「不室屋」に。このお店に来て、初めて伝統的イメージの金沢に出会えました。
【丸奄(まるえん)】
ホテルに戻って、部屋に入って少し休憩し、夕食に出撃。ここで、金沢を訪れる人へアドバイス。夕食の予約は、金沢行きが決まったら、すぐにやりましょう。訪問時期が悪かったのかもしれませんが、金沢在住の友人のおすすめリストに基づき、3週間前に電話したところ、ことごとく「満席です」の回答。冬の夜の金沢で夕食を求めて路頭に迷うのかとまで思ったほどです。行きたいお店には、早めに電話するのが必須のようです。
友人お勧めリストの7件目でやっと予約がとれたのが、この「丸奄」。ガイドブックに載るような観光客向けのお店でなく、正真正銘の地元の居酒屋。実に落ち着いた雰囲気の良いお店でした。腕のいい親父さんが、家庭料理風の心温まるお料理を出してくれます。これが地元の日本酒とマッチして美味しかった。旅の印象は半分は食事に左右されるというのが、私の経験則ですが、金沢最高です。
《代表的加賀料理の治部煮》
《金沢駅から徒歩3分ほど》
(つづく)