というお題の半日セミナーを受講しました。(写真はセミナーとは一切無関係のイメージ画像です)
「一般論の危険性(英国人、フランス人、ドイツ人などが皆同じではない)ということを踏まえつつ、文化が行動や考え方に与える影響を理解しながら、相手の文化を尊重し、自分の行動を適度に調整することで、職場で良好なコミュニケーションをとれるようにしましょう」という趣旨のセミナーです。最近でこそ、こちらの仕事のやり方などに慣れてきました(これはこれで、日本に帰った時が怖いのです)が、最初の半年は相当、面食らいました。なので、1年前に受けていればもっと違ったかもと思いましたが、とっても気づきのあるセミナーでした。
たとえば、コミュニケーションにおける言葉の依存度の強弱を、強い方から並べると「(言葉中心のコミュニケーション)ドイツ→オランダ→フランス→スペイン→イギリス→日本(非言語的コミュニケーション)」となるそうです。何と、イギリス人はドイツ人よりも日本人に近いです。まあ、日本のポジションは「以心伝心」なんていうぐらいだから、さもアリなんという感じでしたが、イギリス人はむしろ日本人に近いというのは驚きでした。やはり、「皮肉(ユーモア)の文化」とパブの「呑めば分かる文化」が、混ざった国民性ということらしいですが、どこまで一般化が可能かは難しいです。分析軸には、このほかにも「対立への姿勢」(日本人は対立を避けようしがち)とか、「役割の明確度」(もちろん、日本の役割はあいまい)とかがあります。
そんな違いも踏まえて、イギリスでの効果的なマネジメント・スタイルの例としては、
−従業員に自主性を与えることで、従業員がクリエイティブでいられるようにする(マイクロマネジメントはしない)
−相手に責任範囲以外の仕事をして欲しかったら、そうするように、という明確な許可を与える
−一人ひとりの従業員と公式(アポイントメントを入れて、個室で)な対話の場を持つ
とかがあるそうです。
あたりまえですが、日本で働いているときは考えもしなかったことに新たに気付きながら、仕事という共同作業を外国人とやり遂げていくというのは、ホント面白い経験です。
※余談ですが、これとは逆の視点のセミナーもあります。すなわち西洋人向けに「日本人と一緒に仕事をする方法」というお題になります。一体、何と言われているのだろうか?
「一般論の危険性(英国人、フランス人、ドイツ人などが皆同じではない)ということを踏まえつつ、文化が行動や考え方に与える影響を理解しながら、相手の文化を尊重し、自分の行動を適度に調整することで、職場で良好なコミュニケーションをとれるようにしましょう」という趣旨のセミナーです。最近でこそ、こちらの仕事のやり方などに慣れてきました(これはこれで、日本に帰った時が怖いのです)が、最初の半年は相当、面食らいました。なので、1年前に受けていればもっと違ったかもと思いましたが、とっても気づきのあるセミナーでした。
たとえば、コミュニケーションにおける言葉の依存度の強弱を、強い方から並べると「(言葉中心のコミュニケーション)ドイツ→オランダ→フランス→スペイン→イギリス→日本(非言語的コミュニケーション)」となるそうです。何と、イギリス人はドイツ人よりも日本人に近いです。まあ、日本のポジションは「以心伝心」なんていうぐらいだから、さもアリなんという感じでしたが、イギリス人はむしろ日本人に近いというのは驚きでした。やはり、「皮肉(ユーモア)の文化」とパブの「呑めば分かる文化」が、混ざった国民性ということらしいですが、どこまで一般化が可能かは難しいです。分析軸には、このほかにも「対立への姿勢」(日本人は対立を避けようしがち)とか、「役割の明確度」(もちろん、日本の役割はあいまい)とかがあります。
そんな違いも踏まえて、イギリスでの効果的なマネジメント・スタイルの例としては、
−従業員に自主性を与えることで、従業員がクリエイティブでいられるようにする(マイクロマネジメントはしない)
−相手に責任範囲以外の仕事をして欲しかったら、そうするように、という明確な許可を与える
−一人ひとりの従業員と公式(アポイントメントを入れて、個室で)な対話の場を持つ
とかがあるそうです。
あたりまえですが、日本で働いているときは考えもしなかったことに新たに気付きながら、仕事という共同作業を外国人とやり遂げていくというのは、ホント面白い経験です。
※余談ですが、これとは逆の視点のセミナーもあります。すなわち西洋人向けに「日本人と一緒に仕事をする方法」というお題になります。一体、何と言われているのだろうか?