虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

再考の余地あり?

2013-07-19 08:47:47 | スポーツ
今晩、札幌ドームでプロ野球オールスターゲームが行われる。

ただ、前売チケットの販売状況が思わしくないらしく、急遽当日券の販売も始めるとか。
第2戦と第3戦は完売というのに…。

あくまでも勝手な推測だが、札幌(北海道)のファンはファイターズファンであって、プロ野球ファンじゃないってことだろう。
だから、オールスター戦であっても、スタンドがファンで埋められないのではないか?
また、球場のキャパとファンのキャパにズレが生じてきているのかもしれない。

札幌ドーム(この場合、ファイターズ戦)の独特の「ノリ」についていけないファンも多いのではないか?
ライブ感覚というか、コンサートのような…。
野球場で騒ぎたい人にはいいのかもしれないが、私はスポーツはじっくり観戦したい派なので、正直なところ鬱陶しい。

同じ印象を持っている人が結構いるらしく、近年ドームから足が遠のいているファンも相当いるようだ。
そういう人たちは、気ままに楽しめるテレビなどで観戦しているのだろう。
気持ちはよくわかる。
余談ながら、去年くらいから私の中の野球熱が冷めつつあります。
なんか面白くないんだよなぁ。まぁ単純に飽きてきたのかもなぁ。

いろんな応援・観戦の形態があるのはいいのだが、どちらかに振ってしまうことで、もう一方のファンが遠ざかっているのも一因じゃないのか?

ファンの気持ちは、とても移り気である。
全員に満足してもらうのは難しいが、最近の札幌ドームでのファイターズ戦での集客戦略は、私にはあまり理解できない。
時には、ロックコンサートのように「ワーワー」騒ぐ観戦に限った日があってもいいし、別の日はMLBのように自然な歓声に限定した(=応援歌などはNG)スタイルの日があってもいいような気がします。
その点、昭和40年代のプロ野球の観戦スタイルは良かった。
昔のアーカイブ映像をみていて、いつも思うことだ。

北海道(札幌)にファイターズが来て、10年を迎える。
応援のスタイルも、再考の余地があるように思えてならない。

そういうことの積み重ねが、今夜のオールスター戦のチケット販売にも幾分影を落としているように感じています。
だとすれば、勿体無いよなぁ。