現代の夏の暑さは尋常ではない。
今日も札幌地方の最高気温は30度になるという。
昔はそんなに30度にはならなかったのに…。
明らかに温暖化の影響を受けているのだろう。
それに伴い、いろんな涼感を求めたクール商品が売られるようになった。
最近では、靴の中の不快感の原因となる湿気や熱気を追い放ち、爽やかさを保つベンチレーション(通気)システムを搭載した靴が見られるようになった。
スポーツシューズはもちろん、ビジネスシューズやカジュアルシューズなど多種多様だ。
歩くたびに外部の空気を吸収し、内部の湿気や熱気を放出するのだから、日本の蒸し暑い夏には重宝します。
事実、安定した売上のようです。
暑いといえば、真夏の車内も半端無いくらいです。
乳幼児や高齢者は、一気に脱水症状を起こし、身体に問題を生じかねません。
時々、そのような事故も起きますよね?
以前から思っていたことですが、クルマにもベンチレーション(通気)機能を持たせられないのだろうか?
分かりやすくいえば、ラリー車のベンチレーター(写真)みたいなものを装着できないのか?
ラリー車など競技車両は、そもそもクーラー(エアコン)はありませんし、軽量化のため内張りも最低限しかありません。
ゆえにエンジンなどから発せられる熱が、直接的にキャビン(居住スペース)にも進入してきます。
そのための対策パーツなのですが、一般車にあってもいいように思います。
クーラーは確かに快適ですが、エンジンのパワーを奪い、より多くの燃料を燃焼します(=燃費悪化の傾向)
またクーラーからの廃熱は、温暖化を促進させ、もっと厳しい状況を生み出します。
これは自動車に限った話ではありません。
北海道などの比較的夏場も過ごしやすい地域では、自然の空気を積極的に活用するのはアリじゃないかと、以前から思っていました。
自動車は大抵、前方に進みます。
前に進むということは、前方から風を受けることは容易です。
ただし、前方には熱(エネルギー)を発するエンジンがあるため、向きによっては熱い空気しか入ってきません。
温まっていないフレッシュエアーを取り込むとなれば、乗用車で言えばボンネットより上を流れてくる空気を活用するのが有効です。
技術的に可能かどうかは分かりませんが、フロントガラスの上部に精密に加工したダクト(穴)をあけるとか(フロントガラスを支え、屋根に繋ぐ柱である)通称「Aピラー」に細工をして、新鮮な空気を社内に流し込む仕掛けがあってもいいのではないでしょうか?
個人的には、屋根の最前方に横長のダクトを設け、車内にフレッシュエアーが入り込むようにすればいいのではないかと考えています。
幾分、屋根の強度(剛性)は落ちますが、ダクトの構造如何では充分に強度の確保はできるはずです。
もちろん取り込むだけではなく、外に逃がす仕掛けも必要です。
ただ直接、外気を取り込むと、前方を走るトラックやバスなどの汚い排ガスが流れ込んできますから、換気扇のようにフィルターをつける必要があるでしょうが…。
いずれの方法もそれなりに手間はかかりますが、自然の空気を有効に使い、快適な車内空間を生み出す考え方が、これからの自動車には求められるように思います。
今日も札幌地方の最高気温は30度になるという。
昔はそんなに30度にはならなかったのに…。
明らかに温暖化の影響を受けているのだろう。
それに伴い、いろんな涼感を求めたクール商品が売られるようになった。
最近では、靴の中の不快感の原因となる湿気や熱気を追い放ち、爽やかさを保つベンチレーション(通気)システムを搭載した靴が見られるようになった。
スポーツシューズはもちろん、ビジネスシューズやカジュアルシューズなど多種多様だ。
歩くたびに外部の空気を吸収し、内部の湿気や熱気を放出するのだから、日本の蒸し暑い夏には重宝します。
事実、安定した売上のようです。
暑いといえば、真夏の車内も半端無いくらいです。
乳幼児や高齢者は、一気に脱水症状を起こし、身体に問題を生じかねません。
時々、そのような事故も起きますよね?
以前から思っていたことですが、クルマにもベンチレーション(通気)機能を持たせられないのだろうか?
分かりやすくいえば、ラリー車のベンチレーター(写真)みたいなものを装着できないのか?
ラリー車など競技車両は、そもそもクーラー(エアコン)はありませんし、軽量化のため内張りも最低限しかありません。
ゆえにエンジンなどから発せられる熱が、直接的にキャビン(居住スペース)にも進入してきます。
そのための対策パーツなのですが、一般車にあってもいいように思います。
クーラーは確かに快適ですが、エンジンのパワーを奪い、より多くの燃料を燃焼します(=燃費悪化の傾向)
またクーラーからの廃熱は、温暖化を促進させ、もっと厳しい状況を生み出します。
これは自動車に限った話ではありません。
北海道などの比較的夏場も過ごしやすい地域では、自然の空気を積極的に活用するのはアリじゃないかと、以前から思っていました。
自動車は大抵、前方に進みます。
前に進むということは、前方から風を受けることは容易です。
ただし、前方には熱(エネルギー)を発するエンジンがあるため、向きによっては熱い空気しか入ってきません。
温まっていないフレッシュエアーを取り込むとなれば、乗用車で言えばボンネットより上を流れてくる空気を活用するのが有効です。
技術的に可能かどうかは分かりませんが、フロントガラスの上部に精密に加工したダクト(穴)をあけるとか(フロントガラスを支え、屋根に繋ぐ柱である)通称「Aピラー」に細工をして、新鮮な空気を社内に流し込む仕掛けがあってもいいのではないでしょうか?
個人的には、屋根の最前方に横長のダクトを設け、車内にフレッシュエアーが入り込むようにすればいいのではないかと考えています。
幾分、屋根の強度(剛性)は落ちますが、ダクトの構造如何では充分に強度の確保はできるはずです。
もちろん取り込むだけではなく、外に逃がす仕掛けも必要です。
ただ直接、外気を取り込むと、前方を走るトラックやバスなどの汚い排ガスが流れ込んできますから、換気扇のようにフィルターをつける必要があるでしょうが…。
いずれの方法もそれなりに手間はかかりますが、自然の空気を有効に使い、快適な車内空間を生み出す考え方が、これからの自動車には求められるように思います。