虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

功を奏するか?

2015-01-27 09:55:36 | ビジネス
日産自動車が女性顧客を取り込むべく店舗改革をより一層進めるという記事を、数日前に見た。

ということは、女性受けするようなことを、店舗(内スペース)を使ってすることも考えているのだろうか?

たとえば、ヨガとかピラティスとか、女性受けするエクササイズとか…。
もしくは、気軽にお茶できるような仕掛けにしたり、簡易な料理教室をするのだろうか?
まるでカルチャースクールみたいですが。

ほかにもいくつか思いつくことはあります。

しかし、自動車販売店(ディーラー)がすべきことは、自動車(クルマ)とそれを取り巻くものを立体的(複層的)に見せて、それ(クルマ)があることで得られる満足感や贅沢感を演出することではないだろうか?

たとえば、日産自慢の電気自動車「リーフ」を活用した新たな生活スタイルの演出(提案)はできるだろう。
もしくは、人気の軽自動車での休日の過ごし方(アウトドアなど)の演出もあるだろう。
あたかもミニモーターショーのようだが、時節(季節)に合わせた提案がされていて、飽きさせないものなら面白いだろうし、販売にもつながっていくだろう。

しかし、メインであるクルマの商品性が高くないと、それも実らないと思う。

現実的なことを言えば、その商品性こそが、今の(国内市場における)日産の問題点だと思う。
近年は、日本人のためのクルマづくりをしているとは思えないのだ。
やけに大きく、コンセプトも曖昧(凡庸)な気がします。

やはり魅力的なクルマが用意されていて、食指が動くものがあって、初めて販売方法(演出や提案)も生きてくるのではないか?
他社だが、スズキ・ハスラーはそこらが巧みだったし、現代の日本人のハートを鷲摑みして、ヒット商品となっていった。

昔から切れ者が多いといわれる日産なら「あっ」と驚かせてくれる仕掛けがあるのかもしれない。
その試みに期待しようではないか!