虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

歴史散歩

2016-04-05 09:15:14 | 旅行
産寧坂と、それに続く二寧坂を歩き、円山公園方向へ向かいます。

「ねねの道」を通りますが、右手に高台寺があります。

この高台寺、豊臣秀吉の正室、ねねによって、豊臣秀吉の菩提を弔うために作られた寺院です。

秀吉との思い出深い伏見城の前庭などを移築し、死去するまでの19年間を過ごしたといわれています。
寺としてだけの美しさだけでなく、庭園の美しさも高台寺の魅力です。

また京都を代表する枝垂れ桜として知られているのが、高台寺の桜です。
桜の開花時期には、絵を切り取ったような美しい桜の姿を見ることができます。
夜間にはライトアップされ、昼間とは違った幻想的な桜が見られます(イメージ写真)。

行ったのが3月上旬でしたので、桜には時期が早くて見ることができませんでしたが、満開になればさぞ美しいことでしょう。

高台寺を経て、再度円山公園方向へ歩きます。

途中にもレンタル着物のお店があり、こちらにも数多くの観光客がおりました。

円山公園の手前右手に「大谷祖廟」なる場所が…。

ここは真宗門徒たちが、宗祖として仰ぐ親鸞聖人の墓所なのです。
あの有名な親鸞聖人のお墓があるのです!

親鸞聖人が亡くなられて10年後、末娘の覚信尼公が廟堂を建立して、聖人の御影像を安置したのが本願寺のはじまりです。
親鸞聖人から本願念仏の教えを受けた多くの同朋たちは、大谷へ参って聖人の御影像を拝し、聖人のご遺骨が納められているお墓にお参りし、あらためて聖人が顕かにしてくださった本願念仏の教えを聞いていかれたのです。

また真宗本廟(東本願寺)の飛び地境内である大谷祖廟には、聖人をはじめ、本願寺の歴代、全国各地の寺院・ご門徒の方々のご遺骨が納められています。

何とも厳かな雰囲気の場所でした。
とくにこの日は雨が降っていましたので、その雰囲気が強調されている感じでした。

ps、ちょっと内容がダラけてきたので、明日から少し話題を変えて、1週間くらいしてから、この話題の続きにします。