ニュース記事より。
JR北海道は、一部の特急列車で実施している弁当や飲み物などの車内販売を、2月いっぱいで終了すると24日に発表しました。
多くの特急で行っていた車内販売を縮小し、現在は利用客の多い特急スーパー北斗の一部のみで行っています。しかし採算が取れないことなどから、来月28日ですべて終了するということです。
JRは「必要な飲食物は乗車前に購入いただくよう、駅などで案内していきたい」としています。またJRはみどりの窓口での旅行商品の販売を、3月いっぱいでとりやめることも明らかにしました。今後はインターネットでの販売のみとし、JR東日本のサイトから購入可能になるということです。<了>
逼迫している経営状態、そして存続させるためにいろんな部分を合理化していくのはやむを得ない。より一層、合理化を進め、必要最低限のレベルまで削っていくものと思われる。
それでも10年後の見通しは立たないとされる。それだけ厳しく難しい局面に立たされていることを知る必要はありそうだ。
いずれは主要幹線以外はバス転換が有力視されているが、人口減少と利用者減少に加え、冬季の降雪や維持管理に多大な費用を要する現状を鑑みると大胆な施策を進めるのが最善ではなかろうか。
何と言われようが、生き残るためには思いっきり合理化を進めるしかない。文句がある人はたくさんいるはずだが、これらのことは地域交通全体の話なので、ひとつの事業体だけの問題ではない。政治や行政の問題でもあるのだから。