共同通信の記事より。
北海道室蘭市の観光資源となっている工場夜景で、目玉とされるJXTGエネルギー室蘭製造所の保安灯約1万個のうち約5千個が8月ごろ点灯を終えることが29日分かった。高さ約180メートルの煙突のライトアップは続ける。製造所は赤字に伴い4月から物流拠点となる。市はこれまで通りの点灯を求めたが、JXTGは管理が難しいとして約半数の消灯を決めた。
物流拠点化により稼働停止する設備の区画を消灯する。室蘭市の青山剛市長は「残念に思う部分もあるが、引き続き夜景観光に取り組んでいきたい」とコメントした。<了>
道内で工場夜景といえば「ここ」というほど人気が定着していただけに、室蘭観光への打撃はあると思われる。結構綺麗な工場夜景ですし、これを目当てに室蘭へ来る方も増えていただけに、観光関係者にとっては残念なニュースであろう。企業活動に依るところが大きいからやむを得ないが、北海道の現況を示しているようで寂しくなります。