虹色仮面 通信

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何が GoTo キャンペーンだ!

2020-07-15 05:07:36 | 社会
まずは11日のブルームバーグより一部抜粋。

都内の新型コロナウイルス感染者数が過去最多となるなど、拡大に歯止めがかからない中、政府は打撃を受けた業界を支援する「GoTo キャンペーン」のうち、観光分野の割引を22日から開始すると発表した。
観光業界からは歓迎の声が上がる一方、感染者の少ない地方に感染が拡散する懸念の声も上がる。
国土交通省はGoToキャンペーンの8月上旬開始目標を前倒しさせた。

「旅館やホテルが大変厳しい状況の中、ありがたい」と、佐賀県にある観光ホテルの広報担当者は喜ぶ。
愛媛県にある旅館の取締役は「感染が拡大している中で手厳しい意見があるのは承知しているが、4連休に向けてゲストの戻りを回復させたいという決断を政府がしたことはありがたい」と話す。
三重県にある宿屋の経営者は「国や県の受け入れ自粛要請などがなければ、都内からのゲストを受け入れる」と話す。
「南関東からのゲストが半数近くを占めるので断ってしまうと維持が難しくなる」と言い、警戒の仕方も変えていく必要があると考えている。

一方ツイッター上では「来ないでほしい」との書き込みや、地方に感染が拡大して医療体制が逼迫する可能性を指摘する声などが上がった。
すでに都会から地方への拡散は現実のものとなっている。

観光庁のGoToトラベル事業に関する発表資料によると、国内旅行を対象に旅行代金の半分の相当額を支援。
支援額のうち7割は旅行代金の割引に、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されるという。
海の日を含む7月の4連休前に旅行代金の割引のみ先行的に開始し、連休中の旅行需要を喚起する狙いがある。

福島県の旅館関係者は、感染拡大について「深く注意をしなければならない」と、気を引き締める。
「キャンペーンに遅れや変更等があってもいいので、できる限り安全に、安心した旅ができるよう開始してほしい」と述べた。<了>

政府の国内経済を循環(活性化)させたい気持ちはわからなくもない。
しかし、当初の予定を前倒ししてまで、この時期に実施すべきことなのだろうか?
でなくても、東京などで再び感染が拡大していて、先行きが見えない状況なのに…。
また(いつものように)何らかの利権が働いているのではないか?と勘ぐってしまう。

そもそも、このキャンペーンは「アフターコロナ」ですることではなかったのか?
まさか、真っ只中でやるとは…。
小学生だって、それくらいの判断はできるぞ!

どうにもこうにも、このアホ政権は真っ当な判断ができない奴らの集まりである。
もっと勘繰ったら、日本国中に新型コロナウイルスを感染させ、多くの人たちにダメージを与え、自ら(政権)が主導しやすいように仕向けたいのではないか?と思えなくもない。

もし、そんな不遜な考えが実行に移されたとしたら、さっさと内閣と政権与党の連中はブタ箱にツッコミ、連日公開処刑すべきだ。
江戸時代の小塚原刑場のように野ざらしで処刑し、終わったらそこらにポイっと放置してもいいな(その場合、腐敗臭がすごそうだけど…)

とにかく、今すべきことは感染拡大を食い止めることだ。
そして感染経路の確認(判別)に全力を注ぐことだ。
明らかな第2波が到来し、一部では「大爆発」と称されている東京(首都圏)なのだから、国と東京都など関係自治体が緊密に連携して、迅速に取り組むべきだろう!

そんなときに呑気に「観光しましょう!」とキャンペーンを張る人間の気がしれない。
どこまでも国民を愚弄し、危険な状況に陥れる国家であり、前代未聞のアホ政権である。到底許しがたい暴挙である!