木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

写真用額

2011-06-07 21:46:37 | 木工


漆の仕事もだいぶ進み、合漉椀も中塗りに。


赤漆で仕上げる猪口と曲げ輪っぱを蘇芳で染めました。


今日から写真額の制作にかかりました。母の写真を入れる予定です。
材は縮み杢栃の栃。拭漆仕上げにします。まずは鉋をかけ木作り。


ついでに3つ制作し、秋の作品展でも展示します。


続いて縁の丸みを削り出します。杢を生かすために単純な形にします。
まずは平の小がんなで荒削りをして、


内丸鉋で仕上げていきます。
どこまで削るかわかるよう、木端に鉛筆毛引きで線を入れておきます。
ルーターを使えば簡単なのですが、ルーターではおそらく逆目が立ち、ひどいことになるでしょう。


なかなか難しいのですが、できるだけ皆同じ曲面になるよう仕上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする