木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

一閑摺銘々盆 続き

2011-10-09 22:44:00 | 
一閑摺の銘々盆のその後、


表、裏、縁・・と紙貼りが続きました。


糊漆が乾いたら、はみ出している部分を切り、


紙の上から糊漆を塗って固めます。
縁の上端だけ残して全面に張り終えました。


続いて摺り。漆が透けて来ても黒が変わらないよう、生漆に油煙を練り込んで使います。
ヘラで延ばして、ケーク紙で拭き取ります。


1回目の摺りが完了。これを数回繰り返し、最後に縁を塗ります。


昨日は、梅原英光園で開かれている「秋の遊草展」へ行って来ました。


春の展示会へはこれませんでしたので、1年ぶりです。
可憐な山野草には心和むものがあります。







今年も「一木一優」の作品展への協力をお願いしてきました。

この遊草展は、明日10日まで開かれています。




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