木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

猪口飾り棚

2011-10-10 23:01:54 | 木工
漆の作業が一段落すると、木工の仕事に戻ります。
次の制作は、そば猪口の飾り棚。


材に何を使うか迷いましたが、桑を使ってみることにしました。
桑は大好きな材なのですが、どうも相性が良くないみたいで、桑を使うと後喘息が出るのです。
厳重にマスクをして木取り。


材には節や虫穴があるのですが、あえてそのまま使うことにしました。


機械を使ってほぞ穴をあけてほぞを切り。


鑿で正確に刻みます。


一番上の棚板と下の棚板のほぞは、装飾を兼ねて長く通しました。

このままでは何となく締まらないので、もう一工夫することにしました。

やはり夜は軽い喘息、でもたいしたことはありません。
このところ風邪気味のせいもあるのですが・・・いや、風邪のせいだと思いたい・・・。

コメント
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