木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

猪口飾り棚 磨き

2011-10-12 21:51:02 | 木工

今日は朝から栗拾い・・・に行ったわけではありません。
工房への道すがら、いつもの場所に栗が落ちていたので、車を安全な場所へ止めて栗拾い。
こんなにたくさん拾ったのは初めてです。量ってみると500グラム近くありました。

いつの間にかここ炭山も、すっかり秋の気配になっていました。


さて、昨日石灰で渋出した桑。

乾くと真っ白な状態です。



まず、1000番のペーパーで磨いて表面の石灰を落とします。



次は、木賊で磨きます。桑独特の木肌になってきました。
この木賊、研磨力も結構あるのですが、磨き味(?)はペーパーとはだいぶ違っています。



さらに、イボタ蝋を付けた布で磨くと良い艶が出てきます。



すべての材の磨きが完了しました。


コメント
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