木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

欅座卓その後

2024-04-30 21:57:11 | 木工
制作を続けていた座卓



脚や摺桟、貫の部材も木取りました。



まずは天板をルーターで荒削り。平面を作ると共に、厚さを調整。



その後鉋で削り、厚さを40mmに。
元の厚みが約60mmあったので、約20mmも削ったことになります。
もう少し厚くても良かったのですが、できるだけ軽くしたかったのでこの厚みにしました。
それでも37kgの重さがありました。



摺桟は寄せ蟻で天板に嵌め込みます。



貫や脚には少し丸みを付けたのですが、欅の硬い部分は削り出すのもなかなか大変。
ほぞは大入れほぞ。



ほぞの加工が終わったところで仮組み。OKです。



仕口の加工が全て終了。



仕口の部分をマスキングテープやスチレン版で養生して拭漆に取りかかります。

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