木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

煎茶道大会終わる

2019-05-20 23:11:38 | 煎茶
2日間にわたって行われた、全国煎茶道大会および煎茶工芸展が終わりました。


煎茶工芸展の会場に並ぶ作品を拝見しながら、使うことを想像してみたり、自分の次の制作のヒントを見つけたり・・・
また、全国から参加される作家の先生方といろいろお話できるのも展覧会のなによりの楽しみです。

工芸展の会場に2日間詰めながら、煎茶席にもお邪魔しました・・・お席を回っている時間の方が長かったかな・・(^_^;


まずは美風流。今回は「廬仝七碗歌」の世界を再現。
入ったお席は仙霊に通じるという六碗席。少しは仙霊に近づいたかな・・・(^_^;)
七席は写真の「茶経」を忠実に再現したお茶と道具の展観。
お茶作りに参加できなかったことが悔やまれます。


次は、黄檗賣茶流のお席、テーマは「丸」まる 〇 〇
お茶が美味しかったです。


東阿部流のお席


小笠原流のお席
設えやお道具も様々ですが、それを拝見するのも楽しみで、大変勉強になります。

写真はありませんが、
清風流では私の拙作をお使いいただいていました。
また、愛茗流ではお世話になっている先生のお手前で大変おいしい玉露をいただきました。

一日目の夜は、煎茶道大会の懇親会および煎茶工芸展の表彰式に参加しました。

今回、文部科学大臣賞を受賞したのは木工の藪ノ内高達齋先生。
おめでとうございます。

そして2日目の夜は煎茶工芸協会の総会。
その後は懇親会。全国から参加された会員の皆さんと楽しい一時を過ごしました。
煎茶を巡る状況も難しくなって来ていますが、次は秋の第30回の煎茶工芸秀作展を盛り上げていこうと確認しあいました。

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