木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

拭漆 作業開始

2011-11-27 23:03:45 | 木工


拭漆の最初の捨て摺りの準備が整いました。まず、座板から。



続いて後脚。写真を撮るのを忘れ、思い出して撮った一枚です。



最後は24本の背で完了。
できるだけ漆を吸わそうと、時間をおいて三回ずつ摺り込みました。



使った刷毛は広重の胴摺刷毛軟口1寸5分と8分。
木地の導管にしっかり漆を摺り込むのに、なくてはならない刷毛です。
 


今日一日かけ、椅子4脚分に使った生漆は、約600グラム。よく吸ってくれました。

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