桑を用いた十角箱の制作に取りかかりました。
桑は私の一番好きな材の一つです。そして幼い頃から一番身近にあった木かもしれません。
養蚕の盛んな地方だったので、小学校の周りは桑畑。
口の周りや手を紫色にして食べた桑の実は大好物でした。
木工芸に出会い、氷見晃堂の作品を見て、いつか自分も桑で箱を作りたいと桑の木も集めました。
でも、その割に桑で作った作品は少ないのです。
前回の文箱に続いて、桑で十角箱を作ることにしました。
蓋の天板の裏透き。豆鉋で削ります。
甲盛りの曲線に合わせて裏を透き取ります。
蓋の側板も外側に合わせて、内側をわずかに透き取ります。
そのために、寸四の長台をごくわずかですが外丸に直しました。
底板。鉋で表、裏とも仕上げておきます。
仕口の刻みに入る前に、内側は仕上げておきます。
ペーパーで空研ぎした後、軽く渋出しをして、木賊で磨きました。
この桑の木味が何とも言えないですね。
側板も同様です。
毎日楽しみながら制作を進めています。
・・・・と言うと楽しいことばかりのようですが、そうでもないのです。
実は、私は桑アレルギーらしいのです。
症状は、くしゃみ、鼻水・・・ひどくなると喘息も・・・
作業中は厳重な防塵マスクをして、作業が終わったら服のホコリを払い、鼻うがい・・・
もちろん喘息予防の吸入薬も欠かせません。
そうしても、鼻はグズグズ・・・
それでも、それでも、桑を使って作りたいのです。
妻からは、「片思いなのだからあきらめや。」といつも言われています・・・
桑は私の一番好きな材の一つです。そして幼い頃から一番身近にあった木かもしれません。
養蚕の盛んな地方だったので、小学校の周りは桑畑。
口の周りや手を紫色にして食べた桑の実は大好物でした。
木工芸に出会い、氷見晃堂の作品を見て、いつか自分も桑で箱を作りたいと桑の木も集めました。
でも、その割に桑で作った作品は少ないのです。
前回の文箱に続いて、桑で十角箱を作ることにしました。
蓋の天板の裏透き。豆鉋で削ります。
甲盛りの曲線に合わせて裏を透き取ります。
蓋の側板も外側に合わせて、内側をわずかに透き取ります。
そのために、寸四の長台をごくわずかですが外丸に直しました。
底板。鉋で表、裏とも仕上げておきます。
仕口の刻みに入る前に、内側は仕上げておきます。
ペーパーで空研ぎした後、軽く渋出しをして、木賊で磨きました。
この桑の木味が何とも言えないですね。
側板も同様です。
毎日楽しみながら制作を進めています。
・・・・と言うと楽しいことばかりのようですが、そうでもないのです。
実は、私は桑アレルギーらしいのです。
症状は、くしゃみ、鼻水・・・ひどくなると喘息も・・・
作業中は厳重な防塵マスクをして、作業が終わったら服のホコリを払い、鼻うがい・・・
もちろん喘息予防の吸入薬も欠かせません。
そうしても、鼻はグズグズ・・・
それでも、それでも、桑を使って作りたいのです。
妻からは、「片思いなのだからあきらめや。」といつも言われています・・・