木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

栗下駄箱

2009-05-25 20:48:07 | 木工
栗下駄箱
板で作る場合、材料を集めるのに苦労します。
今回は、扉の鏡板を決めるのに半日近く使ってしまいました。


結局杢のきれいな部分を切り出し、3枚にスライス。
このバンドソー思った通りに挽いてくれます。


部材のほぞ穴は、角鑿盤を駆使してあけましたが、どうしても届かないところは鑿で掘ります。
栗は刃物での削り心地?とでも言いましょうか、少し粘りのあるサクサク感が実に心地よい材です。


溝は、トリマーで掘り


鑿で整えます。


地板。この後背板を入れる小穴を突きます。


ほぞも切りました。
あと背板の小穴を突き、明日はなんとか仮組ができそうです。


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2 コメント

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Re:解る (ichi)
2009-05-26 20:22:00
栗は独特の木味があり良いですね。
ストックいていた栗の板だいぶ使ってしまいました。
材木屋さんまた教えてください。
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解かる (suna)
2009-05-26 05:44:14
木粉対策参考になります。栗の刃答え解かります、栗物をしていると栗は横削りはサクサク!縦はバターをナイフで削っているみたいな感触を楽しんだ物です。近くに栗だけを扱っている材木屋さんがいます、京都の数奇屋のご用達のようです、時々行きますがお金さえ有ったらごっそり買いたいような栗材がびっしりです、先日チョッとかいました。
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