稽古中の椀の塗りに使うため、久しぶりに生漆のなやし、くろめをしました。
この夏譲っていただいた新潟産の生漆を45g、底が平らなガラスの器にとり、ヘラでかき混ぜました。
気温が低いので白熱灯で少し熱を加えながらかき混ぜました。
時々重さを量りながら水分の飛び具合を見ます。
20分経過。色がやや茶色になってきました。
45分経過。眠気とたたかいながらひたすらかき混ぜました。
この時点で約6g重さが減っていました。
1時間経過。だいぶ飴色になってきました。
重さは約8g減っていました。
さらに続け、
約2時間経過。生漆の濁りが消え、飴色に透けてきました。
重さも10g減った状態で安定。45gあった生漆が35gに、22%の水分が飛んだことになります。
これでほぼ完了です。
混じった埃を取るために漉してチューブに詰めました。
このくろめ漆は制作中の中椀の中塗りに使います。
この夏譲っていただいた新潟産の生漆を45g、底が平らなガラスの器にとり、ヘラでかき混ぜました。
気温が低いので白熱灯で少し熱を加えながらかき混ぜました。
時々重さを量りながら水分の飛び具合を見ます。
20分経過。色がやや茶色になってきました。
45分経過。眠気とたたかいながらひたすらかき混ぜました。
この時点で約6g重さが減っていました。
1時間経過。だいぶ飴色になってきました。
重さは約8g減っていました。
さらに続け、
約2時間経過。生漆の濁りが消え、飴色に透けてきました。
重さも10g減った状態で安定。45gあった生漆が35gに、22%の水分が飛んだことになります。
これでほぼ完了です。
混じった埃を取るために漉してチューブに詰めました。
このくろめ漆は制作中の中椀の中塗りに使います。
私はいつも機械まかせなのでやったことはないのですが興味があります。
新潟産漆とは貴重です。新潟最後の漆掻きの方ももう引退されると聞きました。
今回の漆は、新潟で長年漆掻きをされて来られたWさんにお世話になったのですが、Wさんは体調を崩され今年は漆を掻いておられないそうです。元気になって続けていただけるよう願っています。