Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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進撃の巨人

2014-01-19 00:49:30 | お気に入りの本
進撃の巨人


年末年始に 合間を見てアニメをみていたんだけど
その中で、考えさせられたのが進撃の巨人
なんというか。発想が違う。


世界設定を考えついた作者が多分すごいんだろうな。
「もしも、こうだったら」と考えて 話を進めて行く。
その仮定は 思い切った方がいい。
たぶん、架空世界を構築するとは そういう作業なんだろう。
アニメ版のラスト以降 特に 謎が謎を呼ぶ展開になっていて、読んでいて混乱するが、それも一つの手法なのだろう。惹きつけられる。


グインサーガ という物語
始まり「その男は異形であった」
にも負けないくらいのインパクト。
なんか、思い切った設定だなと思う。グインサーガも外伝第一巻 七人の魔導師 が出版された当時には、まだまだ設定が明かされておらず、読書の想像力を掻き立てたものだが、それにも勝る。


しかも、その思い切った設定の中で、個々のキャラクターたちが それぞれの物語をもちはじめている。
群像ファンタジーになりつつある。
おいたちゃ生まれ育ちが、キャラクター達に与えた性質。
それを与えておいて、彼らが一人歩きするかのような錯覚に陥るような展開がある。
少し恋愛感情が多いかな。
でも心理学的な描写も出てきているように思う。

それぞれの過去や未来を 知りたくなる。読みたくなる。
書こうと思えば、物語が無限に生まれてくる気さえする。


そんな印象。
そんな世界。


なんだか、この物語
漠然とした大きな力に、すべなく翻弄されながらも、その中で足掻く様子が描かれている。
大震災や原発事故、少子高齢化や大不況の中で、現実にも当てはまりうる漠然とした不安。
それを打開しようと奮闘する姿に、なんだか応援したくなる気持ちにさせられる。


なんだかとても面白かった。
アニメをみてから、原作を読むのは邪道かもしれないけれど
また、時間を作ってよみたいな。
まだ、発展途上の物語
どうなっていくんだろう。


かなりグロテスクな表現があるから、あまり子供達には進めにくいんだろうな。
でも、それを差し引いても、なんだか面白かった。
うん。ひとつ楽しみな作品が増えました。


欲を言えば、たくさん外伝を書いて、キャラクター達一人一人の物語に深みを出して欲しいな。
それにより 物語が一人でに動き出して行くだろうから。



アニメ版
続編の予定はあるんだろうか。
あるとしても、少し先かしら(^^;;
たまに確認してみなきゃ。
現在単行本は12巻、四月には13巻
完結は20巻かもう少し先かと言われている。
楽しみだな。



コメント (2)
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