Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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新しい義足が出来ました。

2016-08-11 01:43:18 | 義肢装具や関連のお話
新しい義足が完成しました。

今年の夏のソケット交換に伴う、新しい義足が完成しました。

今の娘の12歳という年齢では、年に一度くらいはソケット交換。
それに合わせてメンテナンスや背の高さの調整や部品交換などを行います。
今回は、大人用の義足を作りはじめて、前回が初めての大人用の義足。それに続くソケット交換になります。

つまりは。大人用の部品の「お古」がないわけで。それってあたりまえじゃんと思うかもしれませんが、実は結構困ります。
なぜか。だって、作成中の義足は履けない。義足の作成はそんなに即日はできないし、なにかあって治すにも調整するにも、その度に今履いている義足の部品を毎回取り外していたら効率が悪すぎます。

なんでこんな話があるかというと。
義肢装具には「原則1具支給」という決まりがありまして。
一つ目の義足を作ったら、原則は壊れるまで使い、壊れてから申請。これが日本の制度。
でもね。申請してから交付まで二、三ヶ月。
型取りしてから完成義足調整まで二ヶ月。そのあと微調整して一ヶ月。

微調整が終わるまでは毎回ためしては直しての繰り返し。
その間にもう1具がなかったら、日常生活は破綻します。

だからして、役場の方も考えてくれている。
役場にもよるけれど、きちんと経過を見ていただいていれば、必要なものは必要であると理解してくださる。ありがたい。

今回は、娘が毎日朝から晩まで義足を使用し、通学していて1日たりとも義足がない状態があっては成長発達に支障がでるという観点から、引き続いて2具支給の許しが出ました。これ、ものすごくありがたいこと。
正直、そうでもなければ、娘の場合にはどうすればいいかわからないくらいの状況。
役場の方には感謝しかありません。

細かいことはいろいろあるんだけれど。
まずは、感謝を。
役場の方も、変な原則を生かしたままの制度の中で、実態との板挟みと数限りある予算の中で運用を認めてくださっている。
感謝しかない。
わすれないようにしなきゃ。

あ、(^^;;
細かい話は、また何回かに分けて書きますね。
あと、微調整やひざ制御、見た目対策が待ってます。(*^^*)

追伸


風邪ひいて、きついです。(^^;;











コメント
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