conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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春耕随感

2009-03-24 00:56:00 | 日記

猛烈に吹きすさぶ春嵐の中で、春耕の鍬を入れました。湿った耕土に鍬を振り落とし、土を引き起こす作業はかなりの労力を要します。それでも例年のように大玉の馬鈴薯収穫が期待されるので、黙々と精を出しました。
成田国際空港に着陸失敗して炎上した貨物機は、強風の煽りを受けた機首が滑走路に叩きつけられた格好でバウンドを繰り返し、最後に左翼を地面に擦りつけて発火炎上してしまいました。テレビを見ていて火の回りの速さに固唾を呑んだものだが、機長と副機長が亡くなった。貨物機ということで乗客が居なかったのは幸いだとしても、痛ましい事故という他はない。

夜になってNHK『プーチンのロシア』を観た。露骨と言えるほど「強いロシア」の建国にひた走る、プーチンの「ソビェト化」が異様に映った。ソ連時代の衛星国が次々と独立して、その勢いでEU加盟への速度を早めているが、隣国のウクライナやグルジアに対しては、力づくでも旧主の側に引き留めようとする時代逆行の覇権主義は何処から生まれるのだろうか。

ロシアには孤立感に対する過剰反応の一面があるようだ。西側に外堀を埋められていく状況を、国土安全保障面から漫然と見ているわけには行かない、国内の反動派に火がつきかねないのを恐れている節がある。何よりもロシアの経済が立ち直り、オイル(ガス)マネーで潤っている今が、世界をリードする好機と見ているのかも知れない。

 

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