第二次世界大戦が国家主義に走り、民族意識の高揚とともにめちゃくちゃな
文明破壊へ突き進んできたわけだが――
そして今21世紀はグローバリズムのもと、共通経済圏の生成や宇宙空間への
国際協力が当たり前の時代になってきた、はずなのに――
人類の進歩とは?時々花火の打ち上げ失敗だとか、屋台のガスボンベが暴発する事故などと同様に、ちょっとしたミスによって(国によってはミスさえも気づかずに)自分で掘った穴の中へ、身動きできないほどに押し込めてしまうものらしい。
猛暑の中をくぐり抜けて、初秋の清涼感に浸る朝夕は、「白露」に相応しい清楚な気分を宿してくれる。このような何物にも代えがたい日本の気候風土は、私たちの魂のよりどころであり、精神的風土ともなっている。
バルカンの火薬庫に火がついてから、アラブの春の訪れへと民族的な闘いが時代の流れになっています。21世紀は経済の融和と摩擦というグローバリズムの二面性を持っているが故の、どうしようもない落とし穴が待ち構えているようです。
人種間の虐待はアフリカやアジアだけでなく、最たるものは中東の聖地のあるところでしょう。6000年の歴史が重層している異文化の抗争が続いるのだから。
日本の環境は?いろいろ感慨深いです。