3月20日午後、ショッピングモールから出た途端、突如として凄まじい雨が降ってきたのだった。
真っ黒な天井の底が抜けて、轟音と飛沫があがってきた。フロントガラスのワイパーはフル回転。
一瞬にして大地は光る水面となり、30分も経たず家に着いたころには小降りになっていた。
この短時間の豪雨は、畑の作物にとっては恵みであったけれど、時間差からみて広島を襲った豪雨禍の切れ端ではなかったか、、、そう思うと複雑な心情になる。
広島の市域は人口増加とともに山間部に食い込んでいった。しかも地質が脆い。
結果論になるけれど、『なるべくしてなった』ことが否めません。地質工学専門の立派な先生もいて、状況の把握は出来ていたようですが、これも人間のすること、もっと謙虚になって自然環境に同調して行かねばなりません。犠牲になった大勢の市民に哀悼の念を捧げます。
一転して白雲を照らす陽光、一筋のジェット航跡が尾を引いていきます。
今日の南関東地方は朝から凌ぎやすい室温27℃。湿度が低めなので、爽やか感があります。予報では夕方近くから降雨がありそうで、空模様も落ち着きません。